2009年12月05日大阪B級グルメレポート1 「コロッケそばがないやんけ!」の巻

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
 高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 なんでやねん!? なんで大阪の立ち食いそば屋には「コロッケそば」がないねん?
 え、どういうこっちゃ! 責任者出てこい!(わしは人生幸朗か!古いねこりゃまた)

 いえね。漫才観る前にちょっと小腹を満たしとこうかと思いましてね。
 そうなりゃ、やっぱ立ち食いそばでしょ。ま、大阪ですから、立ち食いうどん屋かもしれんけど。

 で、しばし探索。難波で見つけましたがな。

 お、都そば? 最近、かけそばを100円から120円に値上げしたあの都そばかいな? 違うでしょうなあ。神田駅前のあの立ち食いそば屋とは雰囲気が違うもん。

 さて、いつもの通り、コロッケ、コロッケ、コロッケ。玉子をトッピングして・・・と。
 あれれ? コロッケ、コロッケ、コロッケ・・・コロッケはどこやねん? 見あたらんなあ。行方不明やな。最近、視力、落ちてるからなあ。上からちゃんと見なあかんな。
 やっぱりないなあ。ちゅうことは、売り切れたんかなあ?

「おばちゃん、コロッケ売り切れたん?」
「コロッケ? そんなもん最初からないがな」
「ない? コロッケが? どして?」
「どしてもこしてもあるかいな。うどんにコロッケなど入れるかいな」
「入れるんです。入れると美味しいんです」
「ほうか。ま、人好きずきゆうてな。ないもんはしゃあない。にしんそばでもどないや?」
「にしんそば? んなもん食えるかい? わしゃ浜っこなんやど。神田の生まれやど」
「どこが? あんたあんまり観いひんな。売れへん芸人か?」
「じぁかわしいわい」

 ま、そういうわけで、「きつね、ちくわ、玉子」を頼みました。もち、そばで。


これがめちゃ美味いねん。揚げ1枚でっせ。得した気分。

 さすがに大阪。レベルめちゃ高。美味いんです。これで立ち食い? やっぱ、うるさい客を相手にしてるだけありますな。鍛えられてますな。


こんな店。

コロッケそばがないんよ。悲しいんよ。

松本人志さんがはまってる「信濃そば」。なぜかいつも混んでる。

NGKに近いとこではここ。コロッケそば? ありませんでした(グス)。

つけ麺で有名な大勝軒まであった。やっぱ閉店まで混んでた。

・店名:都そば
・場所:難波
・価格:安い。