2010年01月06日「花神」 司馬遼太郎著 文藝春秋 660円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 主人公は日本陸軍の生み親である大村益次郎です。靖国神社に行くと大村益次郎の像があります。
 高校生のとき、靖国神社に詣ったことがあります。この人はいったいなにをした人なんだろうと調べてみると、「近代兵制の創始者」と事典に書いてありました。

 もともとは緒方洪庵に学んで医師をやっていた人のようですね。洪庵適塾きっての秀才でした。洪庵のもとに入ると、あっという間に塾頭を務めたんですからね。

 『三国志』の諸葛孔明を連想させる人物ですが、実際、しばらくして官軍の軍師になるんですから、ほんとうに生まれ変わりなのかもしれません・・・続きはこちらからどうぞ。読んでから聴くか、聴いてから読むか。「中島孝志の 聴く!通勤快読」をクリックしてください。