2010年01月19日検察VS鳩山・小沢の構図

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 今日は原理原則研究会です。なにを話そうかな。そうだ、某メガバンクで13回連続講演した1つを話しましょうか・・・。

 さて、検察と小沢・鳩山政府との対決が本格化しそうですな。なるほど、これがあるから、「政界再編もあるよ」と自民党の中川元幹事長は断言してたわけですな。すなわち民主党が分裂する、自民党も分裂する。で、第3極の政党ないし政策グループができる・・・というわけです。
 はて、そうなりますかね?

 いま、メディアは民主党を攻撃してますけど、国民はそんなに民主党に対して攻撃的になってるとは思えないな。それよりも、検察のごり押しに辟易してると思う。

 国民の意見は、「よちよち歩きの民主党の屋台骨をぐらつかせて、いったい、検察はこの日本をどうするつもりなの?」と思ってるんじゃないかなあ。

 自民党が再登板する? ご冗談でしょう。いまやだれも自民党なんぞに期待はしてないの。民主党の対立軸に自民党はありません。そもそも自民党に小沢批判なんてする資格があるんでしょうか。だって、小沢さんこそ「ザ・自民党」なんじゃないの?

 国民が民主党政権に負託したのは「小沢さんの豪腕+非・自民党の受け皿+官僚支配構造(=国民資産収奪構造と赤字垂れ流し構造)からの脱却」ではないでしょうか?

 いまようやく改革を始めたばかりの民主党政権をいきなり潰して、検察はこの国の行方をどうしようとしてるんでしょうか。「正義の味方」を気取る近視眼のデストロイヤーが権力を振り回すと迷惑するのはいちばん弱い階層なんですよ。 

 無理偏にげんこつと書いて兄弟子と読みます。無理偏に法律と書いて検察と読むんです。

 小沢さんのゼネコン問題への不審、鳩山さんの故人献金問題への不信。それより不審と不信を国民が抱いているのは検察ファッショではないかな。
 
 検察は小沢さんの元秘書の石川議員を逮捕しました。理由は、「自殺のおそれがあるから・・・」だと。

「逮捕したくなかったけど、逮捕しないと大変なことになるから。私らとってもいい人たちでしょ?」

 真っ赤な嘘でしょうね。というのも、石川議員は取り調べを拒絶なんてしてない。任意の出頭要請にも対応してる。にもかかわらず「逮捕」ですよ。ふつう、逮捕というのは容疑が固まった人、あるいは逃亡のおそれがある人にすることなの。けど、そうじゃない。

 理由はどうあれ、なんとしても「逮捕」したかった。結論ありき。目的ありき。逮捕して国民の反応を知りたかった。もち、小沢さんサイドへの揺さぶりもある。

 逮捕の大義名分が欲しかったんでしょうな。で、「自殺のおそれがあるから」なんて言い訳をこしらえた。ちゃんちゃらおかしいですな。石川議員の供述なんて検察は聞いてませんよ。最初からシナリオありきなの、いつも。

 「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介した江副さんの本をチェックしてください。検察という組織は刑事訴訟法なんて通用しない「特高警察」のようなものですから。メディアにも都合のいいことだけリークしてるはずだから、眉唾で聞かないと騙されまっせ。

 さてさて、今日の「中島孝志の 聴く!通勤快読」は『無欲 岡田がおかだである理由。』です。著者はますだおかだのおかださん。「パァ!! 出た!! ワォ!! 閉店がらがら!!」のあの人です。
 松竹芸能。で、中川家に続くM1チャンピオンなのね。たいしたもんです。けど、元々、本人は漫才なんてやる気なかったわけ。「人生の選択肢に芸人はなかった」と本人も言ってるしね。ま、仕事もつまんないし、1年やってダメだったらどっか就職すればいいし・・・と考えてたみたい。
 岡田さんを熱心に口説いたのは増田さんなのね・・・続きはこちらからどうぞ。