2010年02月23日カレーショップ「サンマルコ」(池袋東武百貨店)

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
 高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 池袋東武じゃ、いま、北海道展の真っ最中らしいですね。どこのデパートでも確実にお客さんが呼べるのは北海道グルメと沖縄グルメ。だから、去年の9〜10月など、新宿ではあちこちのデパートが北海道展を展開してましたよ。
 
 こうなると、つぶし合いになっちゃう。珍しくもなんともない。ありがたみがなくなる。いつでも、どこでも、買える、食べられる・・・となったら終わりです。

 それを承知でバイヤーは仕掛けないと。「これは!」という店を開拓せんといかんですな。

 で、私は、北海道もいいけど、このチェーン店好きなんです。もち、CoCo壱も好きですよ。けど、このカウンターで食べるカレーというのが、立ち食いそばフリークの私としては嬉しいんですね。

 カレーとサービスはゴージャス。そこらへんのカレーじゃないもん。だけど、食べ方は気軽お手軽。いたってB級。ほんま、B級グルメの王道をいってます。

 女性に人気があるのは「季節の野菜カレー」。私? もち、カツカレー。


カツカレー。テーブルにレーズンとかいろいろあるの。トッピングできるよ。

こんな雰囲気。KYK(トンカツチェーン)と親戚。KYK。独身の時、京都ポルタでよく食べたなあ。

 ここは持ち帰りのカレールーを売ってるわけ。で、イートイン・コーナーで食べられるってわけ。バーのカレー版みたいなゴージャスさがあんだよね。
 味? あとで辛さがくる美味さ。美味しいですよ。意外と量があるからお気をつけて。

・店名:カレーショップ「サンマルコ」
・価格:カツカレー(851円)
・場所:いろいろ。

 さて、今日の「中島孝志の 聴く!通勤快読」は『百瀬、こっちを向いて』(中田永一著・祥伝社)です。
 頭がいいわけでもない。どちらかというと悪い。運動? ぜんぜんダメ。イケメン? とんでもない。だからカノジョいない歴一生・・・というタイプ。
 ところが主人公の相原くん。どうしたことか、カノジョができちゃった。やらせのカノジョなんだけど。それが百瀬。でもね、彼女がカノジョになったのにはふか〜い理由があるんですよ。
 川端の『伊豆の踊子』、森鴎外の『舞姫』。これをコンテンポラリーにPOPに描くとこんな小説になるんじゃないかな・・・詳細はこちらからどうぞ。