2010年05月13日そば 松原庵(鎌倉・由比ヶ浜)

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 このところ、鎌倉のそば屋さんばかり紹介してまんな。ま、ここも常連です。
 これからの季節、鎌倉というより湘南の海はきらきら輝いていいものです。晩秋から冬もいいですけど、これからの海は元気いっぱい。青春、朱夏、白秋、玄冬という通りですな。もし私が死んだら、この親しんだ湘南の海に骨を撒いて欲しいですね(「憎まれっ子世にはばかる」と申しますから、最後の最後まではばかっているかもしれませんけど)。

 さて、このおそば屋さん。もし行くなら予約しといたほうがいいかも。オープンと同時に満席になりますからね。平日は地元の人ばかり。土日は観光客もチラホラ。つまみも豊富。けど、やっぱそばが美味い。そうですなあ。梵蔵レベルでしょうか。
 昼と夜ではメニューもちがうけど、ま、海苔せいろとか、温かい蛤そばとかどう?

 お酒もいいのがいろいろ。隣にはこ洒落た喫茶店。和室&外庭、どちらで食べてもええざんすよ。


つまみセット。

鴨肉をこんがり焼いたやつ。

蛤そば。出汁がよおく出てまっせ。

海苔せいろ(岩海苔なんだなこれが!)。

海まで徒歩2分。材木座まで徒歩10分。鎌倉駅から歩くより近いよ。

 そばを食べたら、腹ごなしに海岸を散歩。で、海岸ぺりにあるドイツ人の御婦人がやってる店でお茶してます。何時間いてもいいんだ、広いから。

・店名:松原庵
・価格:700円〜。セットもあるよ。
・場所:江ノ電「由比ヶ浜駅」徒歩2〜3分。

 さて今回、「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『ブラック企業、世にはばかる』(蟹沢孝夫著・光文社)です。ブラック企業には大企業もあれば中小企業もあります。「名ばかり管理職」のみならず、「名ばかり正社員、実体はバイト以下の待遇」というケースも少なくありません。本書は正確なルポを通じて訴える告発の書ですな。続きはこちらからどうぞ。