2010年10月07日「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」 村上春樹著 文藝春秋 1890円
う〜ん、『風の歌を聴け!』『1973年のピンボール』『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』『ねじまき鳥クロニクル』『1Q84』・・・どれ1つとして最後まで読み切ったことがないのよねぇ。
なんつうの、相性が悪い? どうにもこうにも途中で眠たくなっちゃうのよ。
ま、こういうの少なくありません。三谷幸喜さん。「ザ・マジックアワー」はいいんだけど、「みんなの家」「ラヂオの時間」「笑の大学」なんてぜ〜んぶ途中で寝ちゃって最後までたどり着かなかった。「THE有頂天ホテル」なんて映画館だけでも3回入ったけど、やっぱ途中で3〜4回寝ちゃう。テレビでやってたけど同じで寝ちゃった。
なんかある種の催眠効果があるみたいですな。普通はこんなことないの。どれもこれも無我夢中で読んでしまうからね。映画にしたって、つまらなければさっさと出ちゃう。ずっと観てたということは面白いんだよ。
なんでかなぁ。どうしてだろ? 評判いいのにねぇ。相性が悪いとしか考えられないよね。
ま、寝られなくなったら、村上春樹さん。そう考えればええわな。
ところで、本書は床屋さんで読破(いつもの七里ガ浜の床屋さんね)。インタビュー集なんです。寝ませんでしたねぇ。村上さん自身が創作過程の裏話を語ってくれてるわけ。小説手法も伺えますからね。これはええんとちゃうかな。
「ドストエフスキーの『悪霊』を読み返してみたんです。いやぁ、やっぱりいいですねぇ。『カラマーゾフの兄弟』に比べれば、構成としてはいくぶん落ちる小説だと思うんですが、読んでいて、この振り回され方というのはやはりすさまじいものだなと思いました。それからたとえば、漱石の『杭夫』みたいなものも意外にくるんですよね」
これ、ものすごく共感します。実はね・・・ま、これは後で話すとして、その前に、私、『杭夫』大好きなんですよぉ。この小説のシーン、よく夢に出てくるくらいです。高校時代ですよ、読んだの。でも、いまだに夢に出てくるの。そのくらい印象的だったんでしょうね。
なにが印象的か。それはね・・・続きはこちらからどうぞ。
なんつうの、相性が悪い? どうにもこうにも途中で眠たくなっちゃうのよ。
ま、こういうの少なくありません。三谷幸喜さん。「ザ・マジックアワー」はいいんだけど、「みんなの家」「ラヂオの時間」「笑の大学」なんてぜ〜んぶ途中で寝ちゃって最後までたどり着かなかった。「THE有頂天ホテル」なんて映画館だけでも3回入ったけど、やっぱ途中で3〜4回寝ちゃう。テレビでやってたけど同じで寝ちゃった。
なんかある種の催眠効果があるみたいですな。普通はこんなことないの。どれもこれも無我夢中で読んでしまうからね。映画にしたって、つまらなければさっさと出ちゃう。ずっと観てたということは面白いんだよ。
なんでかなぁ。どうしてだろ? 評判いいのにねぇ。相性が悪いとしか考えられないよね。
ま、寝られなくなったら、村上春樹さん。そう考えればええわな。
ところで、本書は床屋さんで読破(いつもの七里ガ浜の床屋さんね)。インタビュー集なんです。寝ませんでしたねぇ。村上さん自身が創作過程の裏話を語ってくれてるわけ。小説手法も伺えますからね。これはええんとちゃうかな。
「ドストエフスキーの『悪霊』を読み返してみたんです。いやぁ、やっぱりいいですねぇ。『カラマーゾフの兄弟』に比べれば、構成としてはいくぶん落ちる小説だと思うんですが、読んでいて、この振り回され方というのはやはりすさまじいものだなと思いました。それからたとえば、漱石の『杭夫』みたいなものも意外にくるんですよね」
これ、ものすごく共感します。実はね・・・ま、これは後で話すとして、その前に、私、『杭夫』大好きなんですよぉ。この小説のシーン、よく夢に出てくるくらいです。高校時代ですよ、読んだの。でも、いまだに夢に出てくるの。そのくらい印象的だったんでしょうね。
なにが印象的か。それはね・・・続きはこちらからどうぞ。