2011年09月28日これから本格的になる世界金融危機!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 G20が閉幕しました。いったいなにが決まったのでしょうか。すべて先送りです。
「待ったなし」であるはずにもかかわらず、ずいぶんとのんびりしたものです。

「もう打つ手はすべて打ったんだ。人事を尽くして天命を待つってこと」
「あとは野となれ山となれ、ってことでしょ?」

 これはサブプライムローン証券問題からずっと続いてるわけでね。
 すなわち、金融機関と不動産屋がつくった借金を払えなくなって、仕方なしに国が肩代わりした。そしたら国のほうが破綻しそうになったんで税金で対処しようとなった。あまりに金額が大きいんで、日本とか景気の良さそうな新興国とかにも奉加帳を回したい、ということ。

 つまり、欧米のがりがり亡者たちは日本人が爪に火をともして貯めた虎の子を当てにしてる、というわけ。それで責任もとらず、桁違いの退職金やボーナスを返却することもなく、優雅な生活を送ろうってわけです。

 アメリカもフランスもイギリスも、増税させて丸々と太らせた日本から富を収奪したいわけです。

 増税の本質はこれですよ。騙されちゃいけない。

 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『伊藤Pのモヤモヤ仕事術』(伊藤隆行著・集英社)です。詳細はこちらからどうぞ。