2011年09月30日これでこそ汚なシュランのラーメン屋(横浜「三渓楼」)

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 この店、紹介してませんでした。古い古い古い古〜い店なんです。
 いつも、だれもが思うこと。

 やっていけるのかな、この店。
 お客さん、入ってるの、この店。

 ご心配なく。ひっきりなしにお客がいますよ。見張ってたわけじゃないけどさ、
 
 テーブルが4つに丸イス。あれれ、裏口からも客が入ってくる。店も古けりゃ客も古い。昔から通ってるという人ばかり。ま、どうでもいいけど、とんねるずの「汚なトラン」にノミネートさせなくちゃ。


名物サンマーワンタン麺。ワンタンが抜群。昔の味。細麺。

昔ながらのチャーハン。

名物オムライス。

こんな店。

・店名:三渓楼
・場所:山手駅から本牧通りに出て右折すぐのとこ。
・値段:500円〜。

 横浜の本牧通り。つまり、横浜スタジアムから根岸の方向に向かう道路なんですけどね。この通りには美味しい中華料理屋がたくさんあるんです。
 地元の人以外でもよくご存じのようで、テレビ局のロケ車がいつも停まってるのはR。私が好きなのはS。よくメディアに取材されるのはT。向かいのKはたいてい満員。Kは中華なのにカツ丼が評判だし、マイカルを超えればR。ここは10種類の餃子を一度に味わえてめちゃうま。
 マイカルの3階にも地元で愛されてるFがある。本店は閉めたけど、ここは繁盛してる。オムチャーハンが名物。そうオムライスのチャーハンなのよお。

 まだまだあんの。裏通りにも名店があるけど、通りに面してる店だけでも大変なもの。
 どうしてこんなに美味しい店ばかりあるのか。中華街で修行して独立した人がここでオープンしてるわけ。だから、どの店にも中華街の料理人がたくさん食べに来てます。

 中華街はラーメンまずいからね。あそこはラーメンとか餃子とか食べに行くとこちゃうから。せいぜい麻婆豆腐だかんね。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言』(川口淳一郎著・飛鳥新社)です。詳細はこちらからどうぞ。