2011年12月19日「覇王伝アッティラ」

カテゴリー中島孝志のテレビっ子バンザイ!」

 いよいよ年末もカウントダウンですね。といっても、その前にクリスマスですか。で、忘年会でしょうか。今週がピークなのか、ピークなんぞなしに終わるのか。
 週末の横浜。みなとみらい周辺のホテルは予約でいっぱい。毎年のことですが、いまだに、フレンチとかしてるわけ? パンパシの「クイーンアリス」なんかは満席なんだろうなあ。

 さて、かなり歴史に忠実に制作されてますな。ま、そうはいっても、東の騎馬民族フンにしては、色男過ぎるかもしれないけど。主演は「300」のジェラルド・バトラー。



 5世紀にフン族を統一した男。ロシア・東欧・ドイツを結ぶ大帝国を築き上げ、東西のローマ帝国殲滅にあと一歩のところまで近づいた。

 だから、ヨーロッパ人はヒトラーよりこの人物が嫌い。もう1600年も前のことなんだけど、文化・文明の低い民族に世界最高文化のローマ帝国が脅かされる、とくにキリスト教が異教に殲滅される危機感というのは、ナチスドイツどころの脅威ではなかったでしょうな。

 アッティラの時代に最盛期を迎えるけど、453年、長男を生んですぐ亡くなった妻くりその女との婚礼を祝う酒宴の席で急死。ま、ドラマでは西ローマ帝国の将軍から送りこまれた刺客だったんですけどね。

 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『はげまして、はげまされて 93歳正造じいちゃん56年間のまんが絵日記』(竹浪正造著・廣済堂出版)です。詳細はこちらからどうぞ。