2012年12月06日北朝鮮、またまたミサイル発射だとか。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
ミサイル発射。着々と準備しとりまんなあ。で、中国もロシアも大反対とか。
そりゃ当たり前ですわな。子分、格下だと思ってたら、核兵器×人工衛星=核ミサイル保有。「もうバカにされることはないかんね」と大いばりでしょ。
これね。いまから40年前に毛沢東が人民を前に演説したことを忠実に繰り返してるだけじゃないっすか。
ちょいとばかし歴史を振り返ってみましょう。
中国が独立したのは1949年。国連加盟はいまの台湾が1949年にしましたが、71年に代表権を奪取。でもって、日本を追い越して常任理事国になってしまいました。ま、日本はなんなくて正解だったけどね。
49年にウイグル侵攻、50年にはチベット侵略。52年朝鮮戦争に介入。58年から「大躍進」。66年から文化大革命、74年南シナ海侵攻。西沙諸島占領。
忘れちゃあかんのは、69年のソ連との軍事衝突(中ソ国境紛争)。
この間、毛沢東が熱心にやったことは2つ。「文革」と「核開発」。この2つはコインの裏表。どうして? 「核兵器開発に成功しない限り中国の未来はない」と毛沢東は覚悟を決めました。
朝鮮戦争のときも、その後のベトナム侵攻でも、最後の最後、手を引かざるを得なかったのはアメリカから脅かされたからですね。
「核兵器さえあったら舐められないですむんや」
悔しかったと思いますよ。大阪弁ではないでしょうけど。ま、核兵器がないから毎度、アメリカの好きなようにやられてまうわけですな。
もち、ソ連は毛沢東なんぞに核兵器を持たせたくない。で、劉少奇とか林彪を使って、毛沢東を失脚、暗殺させようとしたわけね。けど、毛沢東は狡猾ですから逆に2人を粛正します。ここだけの話・・・危ない、危ない。これはさすがにやばいので内緒。原理原則研究会でそっとお話しましょう。
ま、そういうわけで、毛沢東は70年に人工衛星を打ち上げます。その翌年ですよ。国連の代表権を握るのは。そして常任理事国になります。
どうしてなれたのか? アフリカですよ、アフリカ。中国への投票の4分の1はアフリカ諸国ですからね。いま、中国はナイジェリア原油を開発輸入してますね。アフリカの資源を買いまくってますね。中国とアフリカの仲って独立直後から始まってるんですよ。
毛沢東も人工衛星に固執しました。核ミサイルさえ保有できたらバカにされないですむ。
その通り。中国の存在感がクローズアップされたのは毛沢東が反対派を粛清しても核開発をやりきったからです。金正日はそのことをよく知っていました。北朝鮮の軍幹部もわかっています。だから中国やロシアにどれだけ反対されてもミサイル打ち上げを完遂したいんでしょう。
あとは北京政府と瀋陽軍区の綱引きかな。いまは2つ、いや3つ、いやいや4つの思惑が一致して、日本を脅かそうとしています。選挙というゆるんだタイミングで、尖閣から宮古島、さらに西太平洋へと中国海軍がスルーしたり跋扈すると思ってましたが、北朝鮮のミサイルという手もありましたね。
ジャストミート〜〜。石原さん&安倍さんには追い風ですな。国防問題が一挙にクローズアップ。原発、消費税、TPPという争点が飛びますわな。
ね、解散前にブログで指摘した通りでしょ。
「武器もっと買うてくれ」
「オスプレイやっぱいりますやろ」
「TPPせな守ってやらんで」
「金融緩和せい。日銀にもっと強う言えや」
「ドル守らんかい」
一挙に憲法改正までシナリオに描いてるとしたら、なかなかのもんですな。選挙が終わったら安倍政権。日銀に無理言いますよ。白川総裁も任期直前ですからね。次の総裁は自民党の息のかかった人物になりかねません。
それこそ、国債暴落の引き金になりかねません。すべてはアメリカを守るため。日本国民の富が収奪されることになります。いまなら間に合います。投票ですよ。投票。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『石油を読む―地政学的発想を超えて』(藤和彦著・日本経済新聞出版社)です。詳細はこちらからどうぞ。
そりゃ当たり前ですわな。子分、格下だと思ってたら、核兵器×人工衛星=核ミサイル保有。「もうバカにされることはないかんね」と大いばりでしょ。
これね。いまから40年前に毛沢東が人民を前に演説したことを忠実に繰り返してるだけじゃないっすか。
ちょいとばかし歴史を振り返ってみましょう。
中国が独立したのは1949年。国連加盟はいまの台湾が1949年にしましたが、71年に代表権を奪取。でもって、日本を追い越して常任理事国になってしまいました。ま、日本はなんなくて正解だったけどね。
49年にウイグル侵攻、50年にはチベット侵略。52年朝鮮戦争に介入。58年から「大躍進」。66年から文化大革命、74年南シナ海侵攻。西沙諸島占領。
忘れちゃあかんのは、69年のソ連との軍事衝突(中ソ国境紛争)。
この間、毛沢東が熱心にやったことは2つ。「文革」と「核開発」。この2つはコインの裏表。どうして? 「核兵器開発に成功しない限り中国の未来はない」と毛沢東は覚悟を決めました。
朝鮮戦争のときも、その後のベトナム侵攻でも、最後の最後、手を引かざるを得なかったのはアメリカから脅かされたからですね。
「核兵器さえあったら舐められないですむんや」
悔しかったと思いますよ。大阪弁ではないでしょうけど。ま、核兵器がないから毎度、アメリカの好きなようにやられてまうわけですな。
もち、ソ連は毛沢東なんぞに核兵器を持たせたくない。で、劉少奇とか林彪を使って、毛沢東を失脚、暗殺させようとしたわけね。けど、毛沢東は狡猾ですから逆に2人を粛正します。ここだけの話・・・危ない、危ない。これはさすがにやばいので内緒。原理原則研究会でそっとお話しましょう。
ま、そういうわけで、毛沢東は70年に人工衛星を打ち上げます。その翌年ですよ。国連の代表権を握るのは。そして常任理事国になります。
どうしてなれたのか? アフリカですよ、アフリカ。中国への投票の4分の1はアフリカ諸国ですからね。いま、中国はナイジェリア原油を開発輸入してますね。アフリカの資源を買いまくってますね。中国とアフリカの仲って独立直後から始まってるんですよ。
毛沢東も人工衛星に固執しました。核ミサイルさえ保有できたらバカにされないですむ。
その通り。中国の存在感がクローズアップされたのは毛沢東が反対派を粛清しても核開発をやりきったからです。金正日はそのことをよく知っていました。北朝鮮の軍幹部もわかっています。だから中国やロシアにどれだけ反対されてもミサイル打ち上げを完遂したいんでしょう。
あとは北京政府と瀋陽軍区の綱引きかな。いまは2つ、いや3つ、いやいや4つの思惑が一致して、日本を脅かそうとしています。選挙というゆるんだタイミングで、尖閣から宮古島、さらに西太平洋へと中国海軍がスルーしたり跋扈すると思ってましたが、北朝鮮のミサイルという手もありましたね。
ジャストミート〜〜。石原さん&安倍さんには追い風ですな。国防問題が一挙にクローズアップ。原発、消費税、TPPという争点が飛びますわな。
ね、解散前にブログで指摘した通りでしょ。
「武器もっと買うてくれ」
「オスプレイやっぱいりますやろ」
「TPPせな守ってやらんで」
「金融緩和せい。日銀にもっと強う言えや」
「ドル守らんかい」
一挙に憲法改正までシナリオに描いてるとしたら、なかなかのもんですな。選挙が終わったら安倍政権。日銀に無理言いますよ。白川総裁も任期直前ですからね。次の総裁は自民党の息のかかった人物になりかねません。
それこそ、国債暴落の引き金になりかねません。すべてはアメリカを守るため。日本国民の富が収奪されることになります。いまなら間に合います。投票ですよ。投票。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『石油を読む―地政学的発想を超えて』(藤和彦著・日本経済新聞出版社)です。詳細はこちらからどうぞ。