2013年01月08日中島孝志の最新刊『世界経済が沈んでも日本は必ず繁栄する』をよろしく。。。
安倍政権ですが本格的にTPP参加に前のめりになりつつありますね。自民党政調会長は「交渉参加」を容認とのこと。「損になるなら脱ければいい」風な慎重な物言いで言質をとられまいとしてますが、ま、「OK」ということざんしょ。
参院選挙を前にして、農民票にどれだけ影響が出るか、ちょいとサウンドしてみた、ということでしょうな。
TPPのねらいは農業なんぞじゃありません。ましてコメではありません。だって、アメリカはコメ=ジャポニカ米を輸出できる余裕なんてありませんもの。
「日本との貿易拡大が現実のものになったら生産を増やす?」
無理でしょう。土壌がそんなに都合良く再生するわけがありません。
それに農家だって、ホントにTPP反対という方はどんだけいるんでしょ? 優秀な農家は世界のどこに出しても勝てる競争力がありますからTPPなんぞ怖くない。ダメな農家は補助金をつり上げたいから反対のポーズだけはするでしょう。そりゃ。反対すればするほど、政府・自民党は補助金をつり上げますよ、きっと。
40年以上前の日米繊維交渉と同じ風景が見えますな。
では、TPPはいったいなにがねらいなのか、と言えば、知的財産所有権。金融、医療、そしてサービスですよ。サービスは広範囲で、弁護士、会計士、建築士から労働サービスまでありますからね。つうことは、どうなるかというと、こういう分野もすべてアメリカン・スタンダードに切り替わる、ということです。
なぜか? 1つには、アメリカが儲からない分野はいつものように国際司法裁判所に訴えて、圧倒的に多いアメリカの裁判官の賛成でいいようにやられるだけです。またTPPにはラチェット条項がありますから、いったん「不平等条約」を結んだが最後、もう文句は言えません。
そう、これ、安政ならぬ平成の不平等条約なんよ。
詳しくは『世界経済が沈んでも・・・』をお読みください。情報武装しなければいいようにやられるだけですよ。情報というやつは、知らん人には敵になりますが、知ってるヤツには味方になるものですからね。
おかげさまで大増刷となりました。知人の著名経営コンサルから「ここまで書いて大丈夫? 痴漢容疑で嵌められないようにね」と注意された本です。ぜひお読みください。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『官僚の反逆』(中野剛志著・幻冬舎)です。詳細はこちらからどうぞ。
参院選挙を前にして、農民票にどれだけ影響が出るか、ちょいとサウンドしてみた、ということでしょうな。
TPPのねらいは農業なんぞじゃありません。ましてコメではありません。だって、アメリカはコメ=ジャポニカ米を輸出できる余裕なんてありませんもの。
「日本との貿易拡大が現実のものになったら生産を増やす?」
無理でしょう。土壌がそんなに都合良く再生するわけがありません。
それに農家だって、ホントにTPP反対という方はどんだけいるんでしょ? 優秀な農家は世界のどこに出しても勝てる競争力がありますからTPPなんぞ怖くない。ダメな農家は補助金をつり上げたいから反対のポーズだけはするでしょう。そりゃ。反対すればするほど、政府・自民党は補助金をつり上げますよ、きっと。
40年以上前の日米繊維交渉と同じ風景が見えますな。
では、TPPはいったいなにがねらいなのか、と言えば、知的財産所有権。金融、医療、そしてサービスですよ。サービスは広範囲で、弁護士、会計士、建築士から労働サービスまでありますからね。つうことは、どうなるかというと、こういう分野もすべてアメリカン・スタンダードに切り替わる、ということです。
なぜか? 1つには、アメリカが儲からない分野はいつものように国際司法裁判所に訴えて、圧倒的に多いアメリカの裁判官の賛成でいいようにやられるだけです。またTPPにはラチェット条項がありますから、いったん「不平等条約」を結んだが最後、もう文句は言えません。
そう、これ、安政ならぬ平成の不平等条約なんよ。
詳しくは『世界経済が沈んでも・・・』をお読みください。情報武装しなければいいようにやられるだけですよ。情報というやつは、知らん人には敵になりますが、知ってるヤツには味方になるものですからね。
おかげさまで大増刷となりました。知人の著名経営コンサルから「ここまで書いて大丈夫? 痴漢容疑で嵌められないようにね」と注意された本です。ぜひお読みください。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『官僚の反逆』(中野剛志著・幻冬舎)です。詳細はこちらからどうぞ。