2013年03月13日来週の博多原原ですが、テーマを「自分の頭で考える!」に換えます。
カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」
3.11からまる2年。前後の日で、どこの局も特集を組んで報道してましたね。
過去の出来事・・・にしてしまいました。1日経てば終わり。1週間経てば見向きもしない。被災者からしてみれば、メディアも視察にくる人も「観光客(そういえば「お客さん」と言っていた)」のようなものです。
実際に一本松のレプリカや乗り上げた船は「名勝」として観光客を運んでいます。第2の原爆ドームです。あちらは全世界に訴えるモニュメントとして絶対に残しておきたい。またその後の復興の証明としても意義がある、と思います。
しかし一本松はどうかなあ? レプリカにしてまで残す必要があるのか? どちらも「あの頃」をフラッシュバックしてしまうトラウマの根源であることにかわりありません。
残すにせよ、解体するにせよ、医学者、心理学者の意見なども参考にしたのかどうか。。。残せばいいってものではありません。まずは地元の意見、被災者の意見を聞かなければならないところです。2年あれば聞けたかもしれませんね。
「あれがあるから帰ってきたくない」という人は絶対にいますよ。心に傷をもった人のことなど、赤の他人には伺えるものではありません。
私? 私が被災者なら目の前から消えて欲しい、と思うでしょうね。どうせ海は消えないのですから。もういいよ、と思うでしょう。結論は、不要。
しかし、これも被災者でない立場からの判断。しかもいま、という時間軸での結論。10年後、20年後、50年後、「あの一本松はね・・・」と思い出として語れるかどうか。「ここまで津波が押し寄せてすべてねこそぎやられた。一本松だけが残った」と避難の教訓として残せば意義があるかもしれません。いわゆる「津波てんでんこ」の教訓ですね。
「樅ノ木は残った」ではないのですから。
なお、来週の博多原原はテーマを換えます。元もとは「仕事の原理原則について語ろう」でしたが、仕事は仕事でも、大きく気分を変えて、「自分の頭で考える」とはどういうことか? 発想力、提案力、アイデア、ヒント、思いつき、をビジネスや事業等に転換する方法を具体的ケースをふんだんに織り交ぜながらご紹介したいと思います。
のテーマは面白いのでホントはいちばん最初にお話するのですが、アベノミクスが過度に評価されているので、1月は日本経済の実情を先にお話ししました。結果、後回しとなりました。というわけで。。。よろしくです。
なおなお、東京原原でご講演頂いた奥村眞吾先生の録画を2回に分けて1時間ずつ勉強します。ですので今回と次回は午後6時集合です。
内容は・・・
・資産家の発想は小金持ちレベルとはちがう
・笑える脱税法あれこれ
・上手な節税法
・なぜ年金制度は破綻したのか?
・上手な相続税・贈与税の方法
・キャピタルフライトの実態
・お金持ちは日本を捨て始めている!
・海外を活用した節税とはどういうことか。
・シンガポール、香港、タックスヘイブンはもう古い!
などなど、日清・日露戦争の時代から税が果たした歴史、年金という仕組みの失敗から、キャピタルフライトの実態まで詳細に勉強しましょう。
奥村先生の最新刊は23日発売です。大傑作です。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『アメリカが劣化した本当の理由』(コリン・P.Aジョーンズ著・新潮社)です。詳細はこちらからどうぞ。
過去の出来事・・・にしてしまいました。1日経てば終わり。1週間経てば見向きもしない。被災者からしてみれば、メディアも視察にくる人も「観光客(そういえば「お客さん」と言っていた)」のようなものです。
実際に一本松のレプリカや乗り上げた船は「名勝」として観光客を運んでいます。第2の原爆ドームです。あちらは全世界に訴えるモニュメントとして絶対に残しておきたい。またその後の復興の証明としても意義がある、と思います。
しかし一本松はどうかなあ? レプリカにしてまで残す必要があるのか? どちらも「あの頃」をフラッシュバックしてしまうトラウマの根源であることにかわりありません。
残すにせよ、解体するにせよ、医学者、心理学者の意見なども参考にしたのかどうか。。。残せばいいってものではありません。まずは地元の意見、被災者の意見を聞かなければならないところです。2年あれば聞けたかもしれませんね。
「あれがあるから帰ってきたくない」という人は絶対にいますよ。心に傷をもった人のことなど、赤の他人には伺えるものではありません。
私? 私が被災者なら目の前から消えて欲しい、と思うでしょうね。どうせ海は消えないのですから。もういいよ、と思うでしょう。結論は、不要。
しかし、これも被災者でない立場からの判断。しかもいま、という時間軸での結論。10年後、20年後、50年後、「あの一本松はね・・・」と思い出として語れるかどうか。「ここまで津波が押し寄せてすべてねこそぎやられた。一本松だけが残った」と避難の教訓として残せば意義があるかもしれません。いわゆる「津波てんでんこ」の教訓ですね。
「樅ノ木は残った」ではないのですから。
なお、来週の博多原原はテーマを換えます。元もとは「仕事の原理原則について語ろう」でしたが、仕事は仕事でも、大きく気分を変えて、「自分の頭で考える」とはどういうことか? 発想力、提案力、アイデア、ヒント、思いつき、をビジネスや事業等に転換する方法を具体的ケースをふんだんに織り交ぜながらご紹介したいと思います。
のテーマは面白いのでホントはいちばん最初にお話するのですが、アベノミクスが過度に評価されているので、1月は日本経済の実情を先にお話ししました。結果、後回しとなりました。というわけで。。。よろしくです。
なおなお、東京原原でご講演頂いた奥村眞吾先生の録画を2回に分けて1時間ずつ勉強します。ですので今回と次回は午後6時集合です。
内容は・・・
・資産家の発想は小金持ちレベルとはちがう
・笑える脱税法あれこれ
・上手な節税法
・なぜ年金制度は破綻したのか?
・上手な相続税・贈与税の方法
・キャピタルフライトの実態
・お金持ちは日本を捨て始めている!
・海外を活用した節税とはどういうことか。
・シンガポール、香港、タックスヘイブンはもう古い!
などなど、日清・日露戦争の時代から税が果たした歴史、年金という仕組みの失敗から、キャピタルフライトの実態まで詳細に勉強しましょう。
奥村先生の最新刊は23日発売です。大傑作です。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『アメリカが劣化した本当の理由』(コリン・P.Aジョーンズ著・新潮社)です。詳細はこちらからどうぞ。