2013年03月27日九州道・山陽道・名神・東名 軽自動車の旅・・・その3。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 高速道は点から点に移動するだけものじゃない。「高速道」というプロセスそのものが楽しい。

 道というのはそもそもそういうものですよね。僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。道を切り開くのは僕だから。

 剣道、柔道、華道、茶道、経営道、商道・・・どうして道なのか。それはゴールに向かってスタートを切るのではなく、永遠にたどり着けないゴールなるものを目指して、「いまを生ききる」ものだからですね。どっぷりいまという時間に浸かる。だから道なんです。道とはスタートとゴールの間のこと。プロセスそのもの。だって、スタート地点とゴール地点は「道」なんて言わないでしょ。

 高速道だって同じことですよ。そういう意味で、つまらん、退屈なSAなんてムダなんです。エンタテイメント性のある魅力的な情報発信基地にしないとね。

 というわけで、博多からSAめぐりをしてみますと呆れかえるとこばかり。ようやく発見。「岡山・吉備SA」。いままでがひどかったからか、よけいに輝いて見えましたよ。


岡山のイチゴ。大きかったなあ。1個1000円! そういえば、むかし、伊勢丹新宿店で1個5万円のイチゴ見たな。

 岡山プラザホテルのレストラン。その隣はできたてほやほやを出すパン屋さん。昔ながらのコロッケとかもあるしぃ。やっぱ混んでました。

 客が集まるから美味いのか、美味いから混むのか。相乗効果なんでしょうな。客がいないからまずいし、まずくてもへっちゃらで客に出すから来なくなる。これは悪循環。ガラガラSAは混み混みSAのノウハウを勉強しなくちゃ。つまりは、客が来なくたって困らないんでしょうな。

 明日は「滋賀・土山SA」をご紹介しましょう。ここは出店が最高っす。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『貯蓄率ゼロ経済―円安・インフレ・高金利時代がやってくる』(櫨浩一著・日本経済新聞出版社)です。詳細はこちらからどうぞ。