2013年09月02日消費税率についての議論。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
忘れないうちに言っておきます。今度の日曜日(8日)は「日曜読書倶楽部」です。テーマは「おとなの童話」です。また、メンバーいち押しの本についても情報交換しましょう。1人1〜3分ね。よろしく。
もう2つ。来年の同志社大学の受験生はグンと増えるでしょうな。「八重の桜」つうか新島襄効果ね。
それと雑誌で「あなたの銀行の半沢直樹」つう特集やったらどうかね。ま、難しいとは思うけどね。銀行つうとこは「出る杭は打たれる」の世界だからね。「大過なく泳ぐ」でないとね。トップになるまでメディアなんか出たらあかん。足引っ張られるから。
さてさて、金曜だか土曜だかに「朝まで生テレビ」やってましたね。テーマが「消費税」なので久しぶりに拝聴しました。
時間の無駄でした。なにか新しい提案でも出るかと思いきや、なんの収穫もありませんでした。明日には脱稿しますから、私の新刊を読んで頂いたほうがよっぽど未来の展望が開けてくる、と思います。
自画自賛はこのへんにしといて。。。本とは関係ないことを少し。
30年前から少子高齢化が進んで公的年金の保険料収入と支給額は逆転してます。
それもこれもこんなに寿命が延びるとは思わなかった。それと納税者のメインをサラリーマンと設定したことのミス。しかし、当時の役人に洞察しろというほうが無理ですよ。当時はしめしめと思ったはず。まさか世界一の長寿国家になるとはね。。。
企業の収益が上がり、給料が上がり、税収が上がり、リストラもなかったんでしょ。いまや企業収益は頭打ち、新興国との安売り競争で利益はかつかつ。とうとうデフレ経済に陥ってしまったわけで。
給料はこの10年間上がってません。デフレだからなんとか食べられるわけでね。リストラはいまや常識。サラリーマンは気楽な稼業ではなくなってます。
かつての設定はすでに賞味期限切れ。リセットしなくちゃ。
で、個人所得税という直接税から消費税という間接税にウエイトをシフトさせよう、つうわけね。するってえと、「弱いもの虐め」「金持ち優遇」「大企業優遇」と攻撃するヤツが出てくる。「低所得者ほど税負担が大きくなる=逆進性だからやめなさい」と消費税反対の評論家はしたり顔で発言する。
消費税にしても相続税にしても低ければ低いほどいいですよ。けど「どんなに貧乏でも消費税くらい払うよ」と思ってるんじゃないかな。わたしはそうですよ。
自分が買った商品や受けたサービスに関わる消費税をまけて欲しい、と考えるような卑しい人がどれだけいるんだろ。
消費税は商品とサービスにかかる税金です。人を見て決められるものではありません。金持ちだから高くしよう、低所得者だから安くしてあげる、つうもんじゃないわな。
金持ちだからといっていつも高いものばかり買うわけではありません。帝国ホテルにするかカプセルホテルにするか、当人が懐具合と哲学で決めるんです。政治家や学者先生はいい加減、「上から目線」はやめてほしいな。バカにするのもいい加減にしたらどうでしょう。
マンションをいくつも持っているにもかかわらず、1億円をポンと出して即金で買っちゃう人もいます。「ローンが嫌いだから」のひと言。超セレブに聞こえるけど、いまのいままでグリーン車に乗ったことは1度もない。これも哲学。
金持ちだから消費税をいくらでも払うわけではない。金持ちは支出より収入のほうが多いからたまたま金持ちになった。そこにはものすごい節約精神があるわけ。支出をはるかに凌駕する付加価値の高い仕事をしてたりね。原資を貯め、その原資をじょうずに運用したからどんどん金が集まってきた、という人もいます。
基本は身の丈にあった生活をすること。これを「清貧の思想」といったでしょ。自分の生活は自分で守る。そうやっていままで日本人は生きてきました。
もちろん、だれも低所得者のままでいようとは思っていない。夢がある。その夢のために低所得者に甘んじている人がたくさんいます。俳優やお笑い芸人などなかなか食べられる仕事ではありません。けど楽しい。
消費税を上げるかどうかではなく、所得税以外の税制はすべて廃止すればいい。金持ちも貧乏人も関係なく一律10パーセントを徴収する。しかもすべての税控除を認めない。だれもが同率で負担する。
するってえと、「金持ち優遇」「弱いもの虐め」とまたまた野党は騒ぐでしょ。けど金持ちも1票、貧乏人も1票。支払う税金の多寡にかかわらず、同じインフラを使い、同じサービスを享受するわけでしょ。国民としての義務ですな。
所得税に限っては、いま税率10パーセントの層が84パーセントいます。最低税率5パーセントとなると60パーセントもいます。いつまでも国に依存していてはいけない。1000兆円もの債務は国への依存心が積み上げたものですよ。
いい加減に国に甘えるのはやめてはどうか。貧乏でもかまわないけど「貧乏人根性」だけはわたしもやめようと思います。
明日に続きます。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『アベノミクスでも消費税25%を超える』(小黒一正著・PHP)です。詳細はこちらからどうぞ。
もう2つ。来年の同志社大学の受験生はグンと増えるでしょうな。「八重の桜」つうか新島襄効果ね。
それと雑誌で「あなたの銀行の半沢直樹」つう特集やったらどうかね。ま、難しいとは思うけどね。銀行つうとこは「出る杭は打たれる」の世界だからね。「大過なく泳ぐ」でないとね。トップになるまでメディアなんか出たらあかん。足引っ張られるから。
さてさて、金曜だか土曜だかに「朝まで生テレビ」やってましたね。テーマが「消費税」なので久しぶりに拝聴しました。
時間の無駄でした。なにか新しい提案でも出るかと思いきや、なんの収穫もありませんでした。明日には脱稿しますから、私の新刊を読んで頂いたほうがよっぽど未来の展望が開けてくる、と思います。
自画自賛はこのへんにしといて。。。本とは関係ないことを少し。
30年前から少子高齢化が進んで公的年金の保険料収入と支給額は逆転してます。
それもこれもこんなに寿命が延びるとは思わなかった。それと納税者のメインをサラリーマンと設定したことのミス。しかし、当時の役人に洞察しろというほうが無理ですよ。当時はしめしめと思ったはず。まさか世界一の長寿国家になるとはね。。。
企業の収益が上がり、給料が上がり、税収が上がり、リストラもなかったんでしょ。いまや企業収益は頭打ち、新興国との安売り競争で利益はかつかつ。とうとうデフレ経済に陥ってしまったわけで。
給料はこの10年間上がってません。デフレだからなんとか食べられるわけでね。リストラはいまや常識。サラリーマンは気楽な稼業ではなくなってます。
かつての設定はすでに賞味期限切れ。リセットしなくちゃ。
で、個人所得税という直接税から消費税という間接税にウエイトをシフトさせよう、つうわけね。するってえと、「弱いもの虐め」「金持ち優遇」「大企業優遇」と攻撃するヤツが出てくる。「低所得者ほど税負担が大きくなる=逆進性だからやめなさい」と消費税反対の評論家はしたり顔で発言する。
消費税にしても相続税にしても低ければ低いほどいいですよ。けど「どんなに貧乏でも消費税くらい払うよ」と思ってるんじゃないかな。わたしはそうですよ。
自分が買った商品や受けたサービスに関わる消費税をまけて欲しい、と考えるような卑しい人がどれだけいるんだろ。
消費税は商品とサービスにかかる税金です。人を見て決められるものではありません。金持ちだから高くしよう、低所得者だから安くしてあげる、つうもんじゃないわな。
金持ちだからといっていつも高いものばかり買うわけではありません。帝国ホテルにするかカプセルホテルにするか、当人が懐具合と哲学で決めるんです。政治家や学者先生はいい加減、「上から目線」はやめてほしいな。バカにするのもいい加減にしたらどうでしょう。
マンションをいくつも持っているにもかかわらず、1億円をポンと出して即金で買っちゃう人もいます。「ローンが嫌いだから」のひと言。超セレブに聞こえるけど、いまのいままでグリーン車に乗ったことは1度もない。これも哲学。
金持ちだから消費税をいくらでも払うわけではない。金持ちは支出より収入のほうが多いからたまたま金持ちになった。そこにはものすごい節約精神があるわけ。支出をはるかに凌駕する付加価値の高い仕事をしてたりね。原資を貯め、その原資をじょうずに運用したからどんどん金が集まってきた、という人もいます。
基本は身の丈にあった生活をすること。これを「清貧の思想」といったでしょ。自分の生活は自分で守る。そうやっていままで日本人は生きてきました。
もちろん、だれも低所得者のままでいようとは思っていない。夢がある。その夢のために低所得者に甘んじている人がたくさんいます。俳優やお笑い芸人などなかなか食べられる仕事ではありません。けど楽しい。
消費税を上げるかどうかではなく、所得税以外の税制はすべて廃止すればいい。金持ちも貧乏人も関係なく一律10パーセントを徴収する。しかもすべての税控除を認めない。だれもが同率で負担する。
するってえと、「金持ち優遇」「弱いもの虐め」とまたまた野党は騒ぐでしょ。けど金持ちも1票、貧乏人も1票。支払う税金の多寡にかかわらず、同じインフラを使い、同じサービスを享受するわけでしょ。国民としての義務ですな。
所得税に限っては、いま税率10パーセントの層が84パーセントいます。最低税率5パーセントとなると60パーセントもいます。いつまでも国に依存していてはいけない。1000兆円もの債務は国への依存心が積み上げたものですよ。
いい加減に国に甘えるのはやめてはどうか。貧乏でもかまわないけど「貧乏人根性」だけはわたしもやめようと思います。
明日に続きます。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『アベノミクスでも消費税25%を超える』(小黒一正著・PHP)です。詳細はこちらからどうぞ。