2013年09月24日電子書籍にはまってます。。。

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 ホントにはまってまして。といいながら、読むんじゃなくて、あくまでも書く方。プロだから。

 この前の3連休に7冊書いちゃった。すべて書き下ろし。紙の本なら1冊しか書けないけど、電子書籍は100ページくらいですからね。できないことはない。

 あまりお気づきにならないでしょうけど、半沢直樹といい勝負してるのよ。この業界では。抜きつ抜かれつだけど、立て続けに7冊出版される頃には、半沢直樹と同じく、3冊くらいはベスト10入りしてると思う。

 ベストセラー作りってコツがあんの。コツが。コツがわからずに、いくら懸命に丁寧に書いても労多くして、になるだけ。

 で、いま版元のイチ押しはこれ。『最短距離で作家になる方法 ―文章のイロハから出版社に企画書を提出するまで!』つう本。どんだけ押してるかつうと、火曜日に原稿渡すと翌々日にデザイン完成。その翌日には配信。つまり正味3日間で出版しちゃった。

 こんな芸当は電子書籍でなければできませんわな。ここが凄い。このスピードが最大の特長。



 電子書籍の時代つうのは、だれもがちゃちゃっと「作家」になれるつうこと。もち編集者がチェックしてどうのこうのつう既存のシステムもありまっせ(私の本はすべてそう)。

 でも、それだけじゃなくて、この内容で出版したい。1文字も削りたくない、コストを1円もかけたくない、で、印税もほしい、キンドルやiBookストアでたくさん売ってほしい。。。な〜んてことが電子書籍ではすべて叶えられるわけ。

 ま、そんな方法も含めて面倒見た本がこれ。ここだけの話ですけど、世の中、類書がたくさんあるけど、まあ読み比べてみてください。どんだけレベルがちがうかわかるから。


【目次】
・はじめに
 だれでも作家になれる時代!――魅力的な文章はだれでも書ける

・パート1「なにを書くか」篇
●第1章 テーマをどうする?すべてはテーマで決まる
 ホスト作家の登場
 人に見せる日記だと思え
 こだわりが表現力にエネルギーを与える
●第2章 どんな内容にすればベストセラーになるのか?
 「文は人なり」の大うそ
 「事件!」に人は興味が湧くのだ
 楽しくなけりゃ文章じゃない
 「事件」に遭遇したら喜べ
 林真理子さんは身体を張って書いている!

・パート2 「どう書くか」篇
●第3章 「気持ちよく読める文章」ってどう書くの?
 「自然体で書け」「話すように書け」の嘘
 5W1Hにしたがえばだれでも書ける
 シナリオの書き方はすべてに応用できる
 ポストイットを活用しよう
 「小説の神様」の表現方法
 修飾語のない文章
 捨てる技術−−言わぬが花、書かぬが花
 説明するからつまらなくなる
 説明するな、描写しろ
 文豪も事件に注目した
 一流の文章にはリズム感がある
●第4章 「出だしの三行ですべて決まる」ってホント?
 すべては出だしで決まる
 書き出しでさりげなく鮮やかに伝える技術
 ベストセラーは白い文章
 方言が醸し出す味
 結末から文章を練り上げる
 「不朽の名作」はラスト三行がみごとに決まっている
 メッセージをどれだけ理解できるか
●第5章 「イメージが湧いてくる」ってどんな文章?
 グルメ番組でおいしさが伝わらない理由
 おもわず涎が出てくる描写力
 人をその気にさせる表現方法
 コントラストを意識する

・パート3 「夢の印税生活!」実現マニュアル篇
サラリーマン、35歳過ぎたら本を書け!
●第6章 サラリーマン、十年やったら本が書ける
 大ヒット!「半沢直樹」を超えられる!
 なにがいったい書けるのか−−企画の立て方を教えよう
 財テクから「才テク」へ
 勢いのある出版社がねらい目
 電子書店を使えば、原稿完成と同時に作家デビューできる
 「いまや文豪!」にもこんなに苦労があった

 作家になりたい人はもち、なりたくない人も企画とマーケティングの王道がすべて盛り込まれています。古今東西の大ベストセラーを軒並みケースとして紹介してますから、読書フリークにもご満足頂けると思います。

 昔は原原や読書会で1回だけ「作家になる方法」つう講義をしたことあんだよね。3人が本出しました。テーマがたくさんあるからいまはやんないけど。作家になりたい人はDVDでも見てチョ。企画書のお手本も紹介してまっせ。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本はこの『最短距離で作家になる方法』(中島孝志著・BookSpace)です。詳細はこちらからどうぞ。