2013年10月03日安倍首相の勝ち。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
消費税が予定通り上がります。財務省はホッとしているでしょうな。
ぎりぎりのぎりぎりまで増税を表明せず。60人の有識者たちに意見を聞く。まあ、すべてポーズ。敵は財務省。消費税導入と引き替えに特別予算を大幅に認めさせようって魂胆。消費税増税を「人質」に財務省は譲歩するしかなかったでしょうな。
しかも復興特別法人税まで前倒しになります。党税調の責任者である野田さんは財務省出身。「寝耳に水」のフリをしてますが、官邸に押し切られましたな。
けど、これで法人税減税の1つはクリア。38.01%から35.64%になります。あとはどれだけ大幅に法人税減税ができるかですね。
オバマは共和党・民主党ともに25%前後を主張してますからそうなります。中国・韓国も25%前後。日本はいまだにタックスヘイブンの税率を25%にしてますからね。世界中のほとんどの国。アメリカまでも税回避国家にしちゃういます。当のアメリカは10%以下と定義してますからね。
たぶん30%までもってくんじゃないかしらん。
で、その分、賃上げはあるのか? ありません。あるわけがない。賃上げは経済復活しても最後の最後。その順番を前倒しにしたいから、賃上げしたら減税しよかって話が出てくるわけ。それでもしませんよ。
日本の賃金は世界一高いですからね。輸出企業は設備投資も人材投資も海外で展開します。その他の企業は生産性がまだまだ低い。そこに賃上げなんて強制されたら倒産しちゃう。
それでも法人税を下げてまず企業を元気にしないとね。ただでさえ輸出企業はゲタ履かせてもらってますけど、世界と戦ってるんだからもっと応援してやんないとダメ。経営者にしても相対的に低い年俸でやってるわけでね。
私たちはいまが踏ん張り時。復興特別法人税は廃止されますけど、復興特別所得税はまだまだ続きます。2037年まで基準所得税額の2.1%が課税されてます。さらに2023年まで住民税の均等割に道府県民税、市町村民税を各500円加算されることは変わらない。
こんなもん、100年国債でも発行すりゃよかったのに。民主党政権はアマチュアですからね。財務省の指示通りにしたんでしょ。今回の特別法人税廃止は民主党のボロ政策に対するちゃぶ台返しでもあるわけです。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!』(植草一秀著・飛鳥新社)です。ドジョウ政権時の本ですが、消費税の核心を突いてます。いまこそ読むべき良書。詳細はこちらからどうぞ。
ぎりぎりのぎりぎりまで増税を表明せず。60人の有識者たちに意見を聞く。まあ、すべてポーズ。敵は財務省。消費税導入と引き替えに特別予算を大幅に認めさせようって魂胆。消費税増税を「人質」に財務省は譲歩するしかなかったでしょうな。
しかも復興特別法人税まで前倒しになります。党税調の責任者である野田さんは財務省出身。「寝耳に水」のフリをしてますが、官邸に押し切られましたな。
けど、これで法人税減税の1つはクリア。38.01%から35.64%になります。あとはどれだけ大幅に法人税減税ができるかですね。
オバマは共和党・民主党ともに25%前後を主張してますからそうなります。中国・韓国も25%前後。日本はいまだにタックスヘイブンの税率を25%にしてますからね。世界中のほとんどの国。アメリカまでも税回避国家にしちゃういます。当のアメリカは10%以下と定義してますからね。
たぶん30%までもってくんじゃないかしらん。
で、その分、賃上げはあるのか? ありません。あるわけがない。賃上げは経済復活しても最後の最後。その順番を前倒しにしたいから、賃上げしたら減税しよかって話が出てくるわけ。それでもしませんよ。
日本の賃金は世界一高いですからね。輸出企業は設備投資も人材投資も海外で展開します。その他の企業は生産性がまだまだ低い。そこに賃上げなんて強制されたら倒産しちゃう。
それでも法人税を下げてまず企業を元気にしないとね。ただでさえ輸出企業はゲタ履かせてもらってますけど、世界と戦ってるんだからもっと応援してやんないとダメ。経営者にしても相対的に低い年俸でやってるわけでね。
私たちはいまが踏ん張り時。復興特別法人税は廃止されますけど、復興特別所得税はまだまだ続きます。2037年まで基準所得税額の2.1%が課税されてます。さらに2023年まで住民税の均等割に道府県民税、市町村民税を各500円加算されることは変わらない。
こんなもん、100年国債でも発行すりゃよかったのに。民主党政権はアマチュアですからね。財務省の指示通りにしたんでしょ。今回の特別法人税廃止は民主党のボロ政策に対するちゃぶ台返しでもあるわけです。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!』(植草一秀著・飛鳥新社)です。ドジョウ政権時の本ですが、消費税の核心を突いてます。いまこそ読むべき良書。詳細はこちらからどうぞ。