2014年04月04日週明けは札幌原原です。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 さあ、4月です。「中島孝志の原理原則研究会in札幌」がいよいよ週明け月曜日からスタートします。

 正しい価値観とインテリジェンスがなければ「イノベーション」は生まれません。イノベーションは出会い、それも異なる哲学や価値観、キャリアとの化学変化から生まれます。同質性からあえて抜け出さなければ、想像力と創造力は鍛えられません。

 「プロフェッショナル」とはすでに高みにあるのに、百尺竿頭一歩を進め、さらに勉強を続ける人のことです。人は砥石です。人は人で研かれます。面白い人に遭遇する。五感を刺激する情報と遭遇する。これこそ最高のインテリジェンスです。

 世の中を変えるのは大バカか大物です。「軽薄」といわれるほどのフットワークの軽さ。伸びる人しか持ち合わせない資質の1つです。

 運の強い人、直感を信じる人、性格のいい人、ムダや寄り道を財産とカウントできる人、なによりも自分を信仰できる人・・・ぜひ一緒に勉強しましょう。

 初回のテーマはご案内通り、「強運を引き寄せる仕事の原理原則について語ろう」です。お楽しみに。。。
 なお、今日、メーリングリストを用意しました。どうぞご活用下さい。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『中国という蟻地獄に落ちた韓国』(鈴置高史著・日経BP社)です。詳細はこちらからどうぞ。

 

 今日のブログに原原メンバーから価値あるコメントが寄せられました。これは情報をシェアしたほうがいいかもね。こぴっと勉強できますもんね。

 「ブログや原原の講義で『インテリジェンス』という言葉をよく使われていますが、じかに講義を受けていない人の中には、『インフォメーション(情報)』とたいして変わらない、下手をすると同じだ、と勘違いしている人がいないとも限りません。実際、話をしていて、私の周辺にもそういう人がたくさん見受けられます。
 『インフォメーション(情報)』を集めれば自動的に『インテリジェンス』に変わるならば、世の中『インテリジェンス』だらけになってしまいます(笑)。

 先生の『インテリジェンス』の真意を理解できているとはさらさら思いませんけど、私にとっての『インテリジェンス』とは『判断し推測する能力』です。
 高い『インテリジェンス』は正確さだけにとどまらず、選択肢の多さも備えています。2つの可能性から1つを選ぶのと、1000の可能性から1つを選ぶのとでは、同じ答えでも同じ『インテリジェンス』とはいえないと思います。

 ほとんどの人は中島先生の講義や本に『教科書的な正しさ』とか『精巧・正確さ』を求めているかもしれませんが、私はまったく違います。
 先生が本当にすごいのは『正しさ』『正確さ』だけでなく、考える際の『選択肢の多さ』にあるのでは、と考えています。『切り口の多さ』ではなく、あえて『選択肢の多さ』と言い切りたいと思います。

 講義中は常にすべてにおいて選択肢を増やそうとしております。3つの選択肢から選ぶより100以上の選択肢から選んだ方がいい結果が出ると経験上わかっておりますので。
 今後ともご指導よろしくお願いします」

 な〜るほど。そういうことなのね。選択肢を「アイデア」とか「可能性」「のりしろ」と考えるとおもしろいかもしれませんな。大切なことは可能性に対して素直に心を開くことなのね。

 なかなか感度のいい提案だと思います。原原にはユニークなメンバーがたくさんいます。どんどん研ぎ澄まされていくと、ま〜るくなります。するとな〜んにも考えなくなります。選択肢が消えてなくなります。選択肢が消える=千変万化の可能性に満ちあふれる、ということですね。

 私たちが勉強する理由は、考えなくても本質をズバッととらえてしまうためにしてるんだよなあ。