2014年06月24日拉致問題解決の先にあること。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 なんだか、夏の夕立ではなく、わけのわからんゲリラ豪雨。落雷と突風で趣きもなんもありませんね。これからがんがん暑くなりそうです。

 さてと、「夏の夜の夢」をご紹介しましょう。ただいま夢診断してるとこです。

 大昔に書きましたように、北朝鮮の朝鮮総連ビル売却執行が最高裁の判断で「一時停止」となりました。当初予想した通りです。
 こんな高度な政治判断を司法の立場ではなかなか口を挟めませんよ。原発停止にしてもそうです。地裁はどうでもええんです。あんなものはあとでどうにでもなりますから。少々おかしな裁判官がいても最後はなんとか辻褄が合うようにできてるんです。

 で、今後の予測。

 「あとがない北朝鮮」は日本人がビックリするほどの光速で拉致問題調査を完了させます。中身は日本の期待通り。でないと国がもちません。
 おかげで安倍さんの人気沸騰。その勢いで衆院解散。後の世に「北朝鮮選挙」とか「拉致選挙」と呼ばれるかもしれません。

 いまならがたがたの野党はダルマです。公明党がどちらにつくかも明確になります。ま、与党から出るはずありませんけど、原発再稼働反対、集団的自衛権反対、消費税増税反対の基本線で政策合意すれば、民主党や維新、みんな、結いの党など、その他大勢の野党を結集することもできるでしょうが、「拉致解決!」にはそんな争点を軽く吹っ飛ばすインパクトとサプライズがあります。

 「再来年の衆参同時選挙」もありです。その場合は消費税率アップも据え置き。で、圧倒的支持率で自民党の1人勝ち。単独で議席の3分の2を占めます。堂々と憲法改正できます。

 で、新潟は農業特区から貿易特区(北朝鮮特区)へとシフト。東の工業港は活況を呈します。北のインフラ整備を日本が支援し、韓国への輸出も新潟港〜北経由になるわ、ロシア向けも含めて新潟は対アジアの貿易拠点になります。

 長谷慶先生は「韓国が北を呑む」とお唱えですが、ドイツのケースでおわかりのように常識脳で考えればそうなります。けど、北が韓国を呑むことも十分ありえますよ。
 なぜか? 韓国経済がガタガタだからです(GDPの2割超を占めるサムスンのトップが入院してからすでに1カ月)。「終わった国」より「なにもない国」のほうがデザインしやすいでしょ。

 もう1つ。歴史を忘れちゃいけません。

 1950年1月12日。アチソン(当時のアメリカ国務長官。朝鮮戦争を引き起こした張本人)の発言です。
 「わが国の防衛線はアリューシャン列島、日本、沖縄、フィリピンを結ぶ線である」
 はなから韓国なんて視野に入ってないの。

 この発言を素直に聞いた北は、韓国国内の総選挙で与党敗北をとらえて「全朝鮮立法機関設置を含む統一案」を採択。6月25日、38線を越えるわけです。

 とても似たような状況になると思いますよ。で、大きく違うのは合法的に韓国を呑み込めること。

 韓国が呑み込むんでしょ。いえ、韓国を呑み込むんです。どうやって? 選挙で。
 大統領選挙に、韓国与野党の候補者と北の候補者がガチンコで戦ったら、かたや分裂、かたや結集。結果、北の票が上回る可能性は少なくありませんよ。北への同情票なんぞが追い風になるかもしれません。

 いまだに潜在意識では南朝鮮は北への劣等感があるんですから。

 北は「最後の世界の工場」になりますよ。。。長谷慶先生は相変わらず「北は使い物にならない」とのご託宣ですが、私はそうは思いません。
 元々、北の方がずっと優秀ですから。戦後70年で復活できないほどスポイルされているとも思いません。日本がきちんと指導すれば製造国に生まれ変わります。いまでも中国は北に丸投げしてるじゃないですか。

 戦前の大日本帝国は世界最先端の工場群を北にしかつくらなかったんです。南のほうが日本に近いけど、宝の持ち腐れとわかってたからですよ。戦前、朝鮮につくった京城帝国大学の合格者は北ばっかりでしたからね。

 韓国はヨーロッパとFTAを結んで関税ゼロ。日本企業も次々と工場を進出させています。中国と同じように、いずれGDPの半分は日本企業のおかげという状況になります。こうなれば、北+韓国=高句麗の復活です。
 とはいえ、中国が遼東半島を奪っていますから、統一朝鮮は返還してもらわねばなりませんけどね。

 競馬よりは的中率は高いと思うけどね。


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