2003年11月03日一週間早いですが・・・

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自民党圧勝で変わる風景

 新聞、テレビの選挙マーケティングがいろいろ発表されてますね。どうやら、戦前の予想通り、自民党圧勝だとか。単独過半数だとか。

 広告代理店のイメージ戦略合戦で、すでに勝負は決まってましたな。

 自民党のウルトラCはやはり、安倍晋三さんを幹事長に起用したことでしょう。あのまま、山タフさんが居座っていたら、野党にも少しは勢いがあったでしょうけどね。

 これ、野党の息の根も吹っ飛んでしまいました。

 共産党、社民党、保守新党は激減。

 社民党など、もう土井さんの時代じゃありませんもの。国民はそれほどバカではありませんから、拉致問題ですべきことをせず、してはいけないことをしてきた党の体質と政治家としての生き様を見てきました。ごまかせないなあ、何を言ってもこの人、口先だけということがバレバレだもの。

 保守新党は扇さんが国交省の大臣を務めていたことが逆風になりましたね。「自分のダメさ加減に気づいていない」ということが悲劇でした。

 当選したら、さっさと自民党に復党するのではないかなぁ。ちょっと気に留めておきましょう。




これから生活はこう変わる!

 今回は自民党が勝ちますが、来年は参議院選挙です。

 年金問題、雇用問題、景気回復、そして防衛問題が今後、大きくクローズアップされてきます。その焦点として、拉致問題をどうするか、対中国、北朝鮮問題をどう対処するか。

 これが問われています。

 日本の政治力としては、中国、ロシア、そしてなによりもアメリカを土俵に引きずり込むことです。

 政治は「テイク・アンド・テイク」が原則です。しかし、日本にはテイクするだけの政治的パワーがありません。だから、せいぜい、「ギブ・アンド・テイク」するしかない。

 ならば、イラク問題で最大の譲歩をすることが、アメリカとの取引条件にすしかないのでは?

 「いくら攻撃しても反撃できない」と知ってれば、暴力団にはおとなしくするガキだって警察に刃向かっていきますよ。自分の身が危ないと知ってるからこそ、無茶ができないわけです。

 さてさて、年金問題の議論の中で、自民党は消費税の税額アップをいまのところ、否定しています。

 しかし、来年の参院選が終われば、どうなるかわかりませんよ。当分、選挙がない政治家ほど、無茶ができる生き物はありませんからね。

 公約を簡単に破る前科のある総理大臣です。とくに財務省べったりで洗脳されてますから、「国民へのサービスは最低に、搾取は最大に」というタイミングを図っていると思います。

 選挙はそれをノーと言える最後のチャンスなんですね。

 その前哨戦が一週間後に明らかにされます。

 「この程度の国民なら、この程度の政治家で十分!」

 そんなこといわれない意思表示をすること。それが国民の義務だと思います。