2014年08月07日「青森ねぶた祭&恐山いたこツアー」番外編「松島・瑞巌寺 風来坊一人旅」

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 いやあ、この暑さで惚けてますな。「ブログがアップされてませんよ。お元気ならなによりです」と出雲からメール。あれ、アップしたはずだけど。。。1日まちがえてました。はい、アップします。元気です。


 ねぶた祭見学といっても、運良く青森泊まりができた人ばかりではありませんでね。
 21時40分発盛岡行き最終新幹線という方もいるし、私のように20時40分発仙台行き最終便の人もちらほら。中には青森・東京間の深夜バス利用という方もいます(これにすりゃ良かったなあ)。

 で、仙台着は23時4分。もう足がクタクタ。恐山、かなり歩きましたな。ほとんど夢遊病者のようでした。足の裏にはタコ、手には線香の火傷跡。国分町に行く気も失せ、シャワーも浴びずにバタンキュー。

 翌朝、仙台泊まりの方々と解散。で、突如、閃いたのが、「そうだ。松島、行こう!」っと。

♪松島のサーヨー 瑞巌寺ほどの
 寺もないトエー
 あれは エーエ エトソーリャ
 大漁だエー♪

 そうだ、瑞巌寺行かなくちゃ。。。


仙台駅から電車で30分。松島海岸駅があります。

 海岸線というか、ちょいと陸側を走ります。松島海岸駅の先は電車ではなくバス代行となってます。


観光船で松島をぐるりぐるり。



松尾芭蕉も訪ねた松島です。

この入り組んだ島々が津波のクッションになったんだわな。

 東日本大震災の大津波によって島々の形も削られたり変わったりしてますね。いかに凄い力で押し寄せたかが伝わってきます。


瑞巌寺の山門です。

 お隣は円通院です。今秋封切りされる『蜩ノ記』はここでロケしたのよね。岡田准一さん、堀北真希さん主演です。葉室麟さんの原作は「通勤快読」でも紹介しましたね。直木賞を取りました。

 ついでだから、あらすじ書いちゃお。

 城内で刃傷騒ぎを起こしたものの温情で切腹だけは免れた。けど、今度は藩主側室との不義密通の罪で3年後に切腹しなくちゃならん男の監視を命じられちゃった。
 この男、幽閉中に家譜編纂の仕事をしてるんだけど。。。その手伝いをしながら彼の誠実な人柄と教養に敬愛の念を抱きはじめます。

 この人は無実だ・・・無実の罪で切腹させられるのはなぜか? どうして淡々と切腹を受け容れるのか? ま、映画観てちょ。原作はさすがに凜とした佇まいの内容でしたよ。


なんともきれいなお庭。ロケハンでよく探せたね。えらい!



「はやぶさ」と「こまち」の連結です。

 帰りの新幹線。車両には私1人だけ。「だれも乗ってきませんから」と車掌さん。う〜ん、周囲の席はすべて霊なんでしょうな。
 ま、ノープロブレム。ウイスキーと牛タン弁当買い込んだんだかんね。

ホテルのコメもいまいち。はじめて美味しいコメにありつけた。

 仙台駅地下2階には100メートルくらいおみやげ売場があんのね。で、そこに牛タンを食べさせる店があります。そこでお弁当つくってもらったの。コメも温っかいし、牛タンは分厚いけど柔らかいし、塩だれと味噌だれのダブルだし。この店で買わんとあかんよ。。。