2014年09月12日第14期東京原原がスタートしました。。。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 昨日はニューズが飛び込んできたんで、ブログを差し替えてしまいました。

 で、2つ閃きました。1つはやっぱ朝日新聞の体質は「吉田証言のねつ造」もそうですが、「吉田調書」に関する記事のねつ造によっく現れていますね。
 どういうことか? 自分がこうしたいという方向にもっていくためには、情報を好きなように加工する、という体質です。

 「文春」「新潮」の編集部の皆さんにヒントを差し上げましょう。ぜひ「あのおっさん」と仲のいい朝日新聞の記者さんに取材したらいいですよ。ただし、いま、朝日は「抗議の最中なんで取材は受け付けません」と言い張ってるらしいんでね。

 不思議なことしますなあ。こんなことしたら報道機関として終わりでしょ。だって、これから、朝日に追及されても、「いま、おたくに抗議してる最中だから取材NGなのよ。わかるよね、おたくなら」な〜んて言われたらどうすんでしょ。「了解っす」とでも答えるんでしょうか。
 いちいちバカなことしてんだけど、当人は気づかない。脱皮できない蛇は死ぬしかありませんな。

 でね、「吉田調書」をわざわざ曲解した理由はなにか? どんな意識が働いていたか? 「あのおっさん」を守るため? 「あのおっさん」、被告だったでしょ? 自分だけは助かろうと必死に工作してたでしょ? 頼まれたんじゃないの? 「あのおっさん」から。。。
 ♪もしかしてだけど、もしかしてだけど・・・お先棒を担いだ記者がいるんじゃないでしょうか♪

 書きたい記者、載せたいデスク&編集局長、社としての方針・・・ここらへんをえぐらんとあきまへんで、文春&新潮はん。。。

 で、もう1つ。解散ありですな。ますます確信しました。理由? なんだっていいの。私が首相なら、「内閣改造しました。この布陣で行こうと思います。ついては民意を問いたい」。これでいいんです。

 安倍さんの本音は? 選挙で負ける根拠がない。だからやる。

 だって野党は烏合の衆だもん。選挙区割りもできちゃいない。候補者選定もできちゃいない。維新+結いの党? ようやく党名が決まったばっか。選挙? 間に合わないっす。

 いまがチャンス。

 なにより、「吉田調書」の公表で、民主党のあの連中は過去の悪業について唯々諾々と抗弁しとる内容を詳細に報道されるでしょ。「終わったこと」とすっかり安心してたはずですよ、あの連中は。WANTED! こんな強力なネガティブキャンペーンはありませんな。。。代表選前倒しどころか、解散総選挙で民主党は木っ端みじんだわな。

 勝てば、安倍さん、来年の総裁選はよっぽどのスキャンダルが起きないかぎり無風状態で再選できますよ。

 代議士連中の本音は? 「当選したばっか。やっと返り咲いたのに。まだ2年。選挙なんかしたくないなあ」だと思いますよ。3年やらないと元取れんからね。
 だから、やるんです。来年は統一地方選挙があります。リハのつもりでやっていい。ぼんやりしてますからね。
 株価、予言通りにどんどん上がってるじゃないっすか。で、今月、北朝鮮から拉致被害者が帰ってきます。タイミングはベスト。風が吹いてます。

 勝って、堂々と憲法改正したらいいんです。

 朝日がどのツラ下げて安倍政権を攻撃するか見物ですな。負け犬は噛ませ犬にはなれんのよ。


 さてと、縁つうのは不思議なもんですな。なんと開講45分前に申し込んできた方がいます。
 「ブログを読みまして。間に合うなら参加したいんですが」
 こういうのを縁つうんでしょうな。
 もちろん10カ月待って頂いた方も大きなご縁だと思いますし、3年間迷った挙げ句に意を決して参加された方もご縁でしょう。

 けど、こんなふうに一瞬で決めてしまう。一期一会。

 縁をつかまえられるかどうか・・・。そんなことはわかりません。「問題意識」とか「テーマ性」とか「必然性」とか、人はいろいろ言うでしょうが、わけがわからんからご縁は不思議なんすよね。思惟も議論もできないから「不可思議」というわけで。とんでもない単位のことですよ。元々は。

 ま、そういうことで、第14期はきわめてドラマティックにスタートを切ったのでございます。。。なんちゃって。


 いきなりの特別講師。ゲストは野口勲さん。わが国で唯一固定種のみを扱う野口種苗研究所の代表にして、ベストセラー『タネが危ない』の著者にして、実はあの手塚治虫さんの担当編集者だった、という人物です。





 どんな内容かといいますと、ざっとこんな感じかな。

1アメリカがTPPで狙っていること。
2知的財産権と検察力。
3雑種強勢=ヘテロシス。
4自然界はみんな同じでは滅びる。
5化学肥料は爆弾が不要になったから生まれた。
6肥料、農薬、塩化ビニール。
7モノカルチャー農業。
8一代雑種と足並みを揃えて普及してきた。
9雑種づくりのキーワードは「除雄」。
10カトリックと球根植物。
11推古天皇が奨励したカブとダイコン。
12炭酸ガスを100倍にして蜜蜂を狂わせる。
13蜜蜂が消えた!
14雄性不稔=無精子症。
15母系遺伝はミトコンドリア遺伝子の遺伝。
16卵子に10万個超、精子に100個含まれるミトコンドリア。
17体重の1割はミトコンドリア。
18葵シシトウの99.9%は雄性不稔。
19ハイブリッド米が人類を救う?
20中国58%、アメリカ39%。日本は1%未満。。。etc。



 正味3時間30分にわたる講義。熱っい熱っい野口さんであります。すんごいスタミナ。このエネルギーは使命感の賜でしょうなあ。。。野口さんのタネは日本本来の固定種です。スーパーはほとんどF1種の野菜ばかり。自分で食べる家庭菜園には固定種が向いています。それに野口さんのタネのほうがずっと安いんですよ。
 脱帽、感服。頑張ろう、未来のために。。。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『人生相談』(真梨幸子著・講談社)です。才能を感じさせる1冊ですよ。詳細はこちらからどうぞ。