2015年04月21日「京都花見&舞妓はレディ&ヒストリアツアー(その1)」

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 つまらん朝日新聞をやめて東京新聞に切り替えたんだけど(宅配の新聞)、なんと夕刊はさらにつまらん推理小説家の連載。で、読まなかったんだけど、ようやく昨日から財津和夫さんの連載(夕刊)が始まりました。ホッ。


 新潟、金沢とちがって、ちゃちゃっと進めます。付録の奈良お一人様ツアーもあるかんね。

 安倍晴明神社。土曜午後1時。全員集合! 歯磨いたか?なんつってね。

 博多から新幹線。下車してびっくり。混んでます。こんなに混んでる京都はじめてどす。

 タクはムリかもなあ。まずはコインロッカーにZUCCA入れなくちゃ。八条口にあったよなあ。。。ととと、空いてるロッカーがないないない。どこにもない。

 ようやく事態を飲み込めました。今日の京都は半端ない混みようっす(あとで理由が判明しました)。

 では中央口は。。。あるわけない。タクも半端ない行列。こういうときぐずぐずしないの。私。ロッカーダメ、タクもダメ。地下鉄があんじゃん。地下鉄がダメなら歩けばいいわけ。そのために1時間早めに新幹線乗ったわけでね。

 心配なのは参加メンバー。そんなに京都知らんでしょ。「駅からタクで」な〜んて考えたら間に合いません。で、遅れても待ちませんから。そのためにケータイあるわけでね。どっかで合流してくれればええわけよ。

 地下鉄に乗ったらGさんが座ってんの。東寺のある九条駅から乗ったらしいっす。「今出川まで行く」つうんで、「いやいや御池駅で東西線に乗り換えましょう」。
 隣が二条駅。二条城の真ん前に出ます、。ここの櫻もええけどスルー。

 で、ここは名所だから必ずタクで駆けつける観光客がいるわけ。その空車を狙うのがコツ。やっぱね、ありました。

 清明神社には45分前に到着。いませんなあ。観光客もここはちらほら。櫻もあんだけど。

 みなさん優秀! 定刻通りに全員集合(1人だけ仕事のために宴会から参加します、つう連絡あり)。


ここに注目して欲しかったのよ。利休の自宅跡。

 今日明日の「京都あれこれツアー」は利休に始まり、利休に終わるつうシナリオ。気づいたかなあ。


秀吉に点てたお茶の水もこれっす。

 次は大報恩寺=千本釈迦堂。鎌倉初期開創で応仁文明の乱でも奇跡的に災火をまぬがれてました。つまり京洛最古の建造物=国宝なんす。



 私が大好きなのは、快慶の釈迦十大弟子。定慶の六観音像。そしてご本尊の釈迦如来坐像(秘仏)です。撮影禁止だからご紹介できないのが残念。

 京都に来るたびに拝見しとりますが、やっぱええなあ。。。

 で、メンバーから、「櫻、終わりましたね」のひと言。
 「櫻、見たいの?」
 「できれば」
 それとなくヒアリングすると、皆さん、なんか見たいようっす。さて、いま、咲いてるとこ、咲いてるとこ、咲いてるとこ・・・う〜ん、あそこはいけるかもしれんなあ。

 雨宝院。とにかく行ってみましょ。マイナーだからだれもいないと思うしぃ。

 こういうことがあるから3時間分タク5台貸し切りにしといたのよ。この混雑では空車はなかなかつかまらんからね。。。



 半分正解。つうのは、櫻はまだありました。けど小さい寺だから混み混み。観光客10人くらいいたな。普通いないんだけど。タクも入れないほどの狭いとこなんだもん。


ここの水で西陣の繊維は染めとるんよ。

 御衣黄櫻を拝見できたっしょ。初めて見たつう人もたくさんいると思う。あの翠色の櫻ね。「あんな色あるんですか〜?」って、櫻って300種もあんだからさ。
 ♪人生イロイロ、櫻もイロイロ〜♪(写真は以前紹介したんで省略)。

 けどさ、なんか中途半端だわな。
 「これからの予定を2つ3つ飛ばしますけど、本格的な櫻を見に行きますか?」
 「大賛成!」
 たいていは平野神社、醍醐寺、八坂神社、平安神宮。。。でしょうけど、櫻といえばここ。

 原谷の青山さんとこ。いやあ、お見事。ホント最高っす。3000円かと思ってたら入園料1500円とのこと。ラッキー。時価だかんね、ここは。

 面白いことに、3000円と聞いてた人は得したと感じ、値段を知らない人は高いと思ったって。そんなもんでしょ。人の心理は面白いなあ。

 山一面が櫻なんよ。お弁当もお酒も売ってるんよ。寿司もおでんもあるんよ。


「櫻の下を水の流るる」ゆうてね。人は櫻の樹の下で狂うらしいっす。


 ここで1時間超使ってしまいました。う〜ん、2カ所ほどカットするしかないなあ。となると、次は六波羅蜜寺か。これでもギリでしょう。京都のお寺さんはどこも4時半〆ですからね。なんと5分前に滑り込みセ〜〜フ。

 もちろん空也上人像と清盛像。どちらも教科書に載ってますね。
 東京原原のKさん夫妻と遭遇。この週末は4年に1回の医学界のイベントがあんのね。一昨日も大阪原原メンバーの医師がその準備で講義に来られなかったもんね。

 ここで見てもらいたいのは迫力ある四天王像。すべて藤原時代のもんですよ。

 さあて、建仁寺を突っ切って祇園にまいりまひょか。安井金比羅宮と崇徳上皇御廟をちょいと御参りしてドンピシャの時間に到着。パンクチュアルでっせ〜。

 祇園に入ると一力に挨拶。20年振りっす。来年からは人数の関係でここでしかできませんのでね。やる、としたらですよ。先月ここを利用したGさんと女将訪問。

 で、いよいよ宴会っす。新潟や金沢みたいに長期連載できんからね。今日と明日でレポ終わらせますから。


芸妓は美人揃い。指名しましたからね、今回は。

「悪名市場」の嵯峨美智子くりそ(知らんか)。アンニュイなムードがね。

 去年は多すぎて遊びにならんかったな。今回も同じくらいでしたけど、オペが巧くて大成功。

 
白山の銘酒「萬歳楽 超吟(小堀酒造店)」。あっという間に2本空。もっと送っとけば良かったのお。

 京都に泊まる人、大阪で泊まる人、草津で泊まる人。2次会のカラオケで弾けて散会。明日は京都駅中央口に朝8時集合でっせ〜。寝坊せんようにね。。。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「破綻 バイオ企業・林原の真実(前半)」(林原靖著・WAC・1,620円)です。