2015年05月13日AIIBの黒幕っていうヤツ。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 TPPにAIIB。集団的自衛権問題。辺野古移設。アメリカ上下院演説へのクレーム。大阪都構想のねじれ。。。安倍さんも大変すなあ。

 で、先日、AIIBに関して書いたブログに関して、新潟原原のメンバーから質問がありました。

 「中国はガチンコでアメリカ相手に経済戦争するんすか?」
 「蓋を開けたら保守党勝利。イギリスはアメリカから中国にシフトしたんすか?」 

 私、AIIBの仕組みを考えたのはイギリスだと思ってるんす。はなからね。最後の最後にバスに飛び乗った。。。つうのはポーズ。シナリオはイギリス、主役中国、敵役アメリカ、脇役日本。。。こうとらえるとすっきりすんだよね。

 あえて、蛇足を加えますとね、戦争でも経済(戦争)でも、「国家」をフィルターにして考えると大間違いを冒しますな。国家を動かしているのは誰か。その勢力を見据えて考えることがキモじゃないっすかあ。

 1694年に「スレッドニードル通りの老婦人」をつくった勢力がなにをしようとしてるのか。1913年にFでもRでもBでもない「金のなる木」をつくった連中がなにを画策してるのか。。。

 するてえと、いろんな風景が見えてくるわけっす。アラブが通貨的に統一できないように北アフリカには「アラブの春」を仕掛け、イスラム国を訓練して中東を混沌とさせ、ギリシャを破綻させてユーロを揺さぶり、中国を唆してIMF世銀に対抗する「ATM」を用意する。

 なんのために? 彼らが投資した国が破綻したら困るからでしょうね。中国とアメリカね。新聞報道にあるような、「小売額が上昇してる」「雇用が回復してる」「中古不動産の販売が好調」「シェール革命が絶好調」。。。これ、信用してないわけ。

 いま、世界経済は綱渡りの状態だと思いますよ。砂の器でんな。ま、このへんのデータと解説は原原でしましょう。お楽しみに。。。
 

 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「マクドナルド失敗の本質 賞味期限切れのビジネスモデル(後編)」(小川孔輔著・東洋経済新報社・1,620円)です。