2015年07月15日銀座定点観測のレポをしちゃいましょう。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
このくそ暑いなかにもかかわらず、銀ブラ。ま、毎月の定番行動なんだけど。。。
それにしても暑い。めちゃ暑い。歩いてるのは中国人ばっか。とうとう銀座も蝗の集団に占拠されてしまった感がありますな。
さて、銀ブラの目的は。。。1〜8丁目までとにかくウォッチすること。毎月眺めてるとなにか感じるのよ。銀座は世界一の情報発信基地だかんね。
で、今回はグッチだ、エルメスだつう超高級店ではなく、庶民派アパレル店で感じたことをレポしちゃいましょう。
ZaraとH&Mとユニクロ。今日もわんさか外国人で大繁盛。なんたってラオックスの店舗前に続々とバスが乗り付けてますからね。松坂屋がオープンしたらどんなことになるやら。。。
で、この3店舗のマーケの違いについては「通勤快読」で述べたとおりっす。今回はあの本には書かれていないことをベースにご報告します。
まず大きな違いから。
ユニクロはすべてのシーンで使える洋服を取り扱ってないの。ZaraやH&Mは部屋着からパーティドレスまで守備範囲が広い。この2ブランドに比べるとユニクロはパーティはもちろん、ちょっとしたお出掛け用も厳しい、つう印象。
ま、ちょいとそこまでワンちゃんの散歩とかコンビニにラー油買いに行かなくちゃつう感じ。インナーユース・オンリー。これ、ユニクロの限界。
ユニクロはデザイン性の低いベーシック・アイテム中心の品揃えで万人受けを狙ってるんでしょうな。それ故、扱うアイテム数もZara、H&Mに比べると圧倒的に少ない。当然、商品の面白みなんぞは致命的に欠けてるわけ。
ZaraやH&Mのショップに入るお客さんて、「今日はこれを買うかんね」と決めてるわけではありません。
「このお店に来たら、何か面白いものが見つかるかもしれないね」
「テレビであのタレントが着てたああいうアイテムがZaraやH&Mならあるかも」
ちょっとした楽しみにお店をのぞいてるんだよね。週2回は新商品が入荷されるから行くたびに違うものがあるもんね。これは楽しめるんでないの。
このエンタテインメント性はユニクロにはありません。「さすがに銀座店はちがうだろ」と思ったけど同じでした。ユニクロはいつ行っても同じ。「バラエティ欠けてる感」は否めないわな。着てると他人とカブる率も高いわけよ。
いわゆる、「ユニかぶり」ね。近所のコンビニにいた人とTシャツがカブってるぐらいでも一瞬微妙だけど、クラシックのコンサートを聴きに行ったら隣の人とカブってたら…その日1日微妙でしょ。こういうことがユニクロだと頻繁するわけ(ま、さすがにコンサートには着ないからありえない、と思うけど)。
もち、ユニクロの品質には信頼があります。まちがいないもん。
「この価格でこの素材と縫製! さすがユニクロ!」
これって海外系ファストファッションにはありえません。Zaraは少し価格が高いものはしっかりしてますが、H&Mは糸がほどけたり生地がよれてたりはご愛嬌。
そもそもZaraやH&Mでは流行りモノを買う、つう目的が大きいわけでね。ワンシーズン着れば捨てちゃうの。だから、品質とかそもそも問題じゃないんだよ。
ユニクロはヒートテックやウルトラライトダウン、サラファインといった機能性重視の商品展開。そこが欧米系ファストファッションと大きく異なる点。ユニクロはえらい! 愛用者が幅広い。幼児からジジババまでカバーしちゃう。いまや「国民服」。
けどね。これがユニクロの最大の弱点なのよ。
思い込みかはたまた現実なのか、ユニクロ商品すべてに「そこはかとなく漂う生活臭」はなんといっていいものやら・・・。ユニクロでいつも気にくわないのは色展開。これ、致命傷っす。プラス高度な機能性商品のおかげであまりにも生活感が染みついちゃって、「非日常感」はゼロ。これが「ユニクロ飽き」を起こしちゃう原因なんだろうなあ。
ZaraやH&Mは非日常を感じさせる商品にたくさん出逢います。
「この値段でこんな冒険ができるんなら買っちゃお!」
ついつい衝動買い。いつもなら買わないものまで買っちゃう。で、H&Mの試着室には「いま買って後で決めよう! 30日以内なら返品交換できます!」と衝動買いをそそのかすコピーがそこかしこに貼ってるしね。
ベーシックなアイテムが多いユニクロ。流行にとらわれないベーシックってなんだかんだで長く愛用できます。
そこでひと言。流行りモノは安いので十分。けど定番モノは高くたって良いものを持ちたいのよ。ダウンならモンクレ、ニットならジョンスメドレー。トレンチならバーバリー。こういう定番モノを大切に長く愛用するほうがいろんな意味でお得なのよ。
でね、センスのある人ほどこういう価値観なんです。こういう価値観とユニクロはアンビパレントなんだなあ。これって、実はビジネスではとっても大きなポイントなんだけど、たぶんユニクロご勤務の方でも気づいてないんじゃないかな。
ま、国民服がいちばん儲かるんだからええけどさ。
で、銀座三越でランチ。。。
いつものおでん屋さんもいいけどね。
キムチ味のもやしとか豆腐、肉団子。なかなかいけまっせ。
空中庭園です。左に和光の時計が見えるんだけどね。
みのる食堂は自然食。隣はみのりカフェ。みのりみのるプロジェクトは地産地消です。
暑くて暑くて虎屋でバタンキュー。名物のかき氷っす。。。
ホント、どこ行っても中国人ばっか。この人たちの爆買いがなければ銀座の消費も落ち込むんじゃね? うるさいのもがまんせなあかんなあ。
実は、戦前の日本人だってShanghaiのペニンシュラホテルで爆買いしてたのよ。景気がいい国民が買う。経済はそうやって回るわけでね。歴史を知らんと目の前のことに振り回されるだけでんな。
中国人御用達のスーツケース屋さん。
銀座の街中、スーツケースで闊歩してたり、デパの中、ランニング姿で腹突きだして歩いてたら、それは中国からのお客様です。さすがに欧米の観光客もあれは日本人ではない、とわかってるようです。
ま、中国人といっても、福建人もいれば広東人、北京人もいるし、上海、天津、香港人もいるわけでね。わたし? 見たらわかります。
ついでにひと言。中国共産党政府が人権派100人を拘束した、と報道されてますけど、しかたない。あの国は共産党がぎゅうぎゅう締め付けないと空中分解します。中国人のパーソナリティは自分勝手。公衆道徳なんぞ有史以来ありません。そんなもの気にしてたら生き抜けないお国柄なの。
いわゆる「人権派」を裏でそそのかしてるのはだれか。。。たぶん習近平にただいま刺されてる連中だろうね。
さて、今日のメルマガでご紹介する本は「日本に恐ろしい 大きな戦争が迫り来る」(副島隆彦著・講談社・1728円)です。
それにしても暑い。めちゃ暑い。歩いてるのは中国人ばっか。とうとう銀座も蝗の集団に占拠されてしまった感がありますな。
さて、銀ブラの目的は。。。1〜8丁目までとにかくウォッチすること。毎月眺めてるとなにか感じるのよ。銀座は世界一の情報発信基地だかんね。
で、今回はグッチだ、エルメスだつう超高級店ではなく、庶民派アパレル店で感じたことをレポしちゃいましょう。
ZaraとH&Mとユニクロ。今日もわんさか外国人で大繁盛。なんたってラオックスの店舗前に続々とバスが乗り付けてますからね。松坂屋がオープンしたらどんなことになるやら。。。
で、この3店舗のマーケの違いについては「通勤快読」で述べたとおりっす。今回はあの本には書かれていないことをベースにご報告します。
まず大きな違いから。
ユニクロはすべてのシーンで使える洋服を取り扱ってないの。ZaraやH&Mは部屋着からパーティドレスまで守備範囲が広い。この2ブランドに比べるとユニクロはパーティはもちろん、ちょっとしたお出掛け用も厳しい、つう印象。
ま、ちょいとそこまでワンちゃんの散歩とかコンビニにラー油買いに行かなくちゃつう感じ。インナーユース・オンリー。これ、ユニクロの限界。
ユニクロはデザイン性の低いベーシック・アイテム中心の品揃えで万人受けを狙ってるんでしょうな。それ故、扱うアイテム数もZara、H&Mに比べると圧倒的に少ない。当然、商品の面白みなんぞは致命的に欠けてるわけ。
ZaraやH&Mのショップに入るお客さんて、「今日はこれを買うかんね」と決めてるわけではありません。
「このお店に来たら、何か面白いものが見つかるかもしれないね」
「テレビであのタレントが着てたああいうアイテムがZaraやH&Mならあるかも」
ちょっとした楽しみにお店をのぞいてるんだよね。週2回は新商品が入荷されるから行くたびに違うものがあるもんね。これは楽しめるんでないの。
このエンタテインメント性はユニクロにはありません。「さすがに銀座店はちがうだろ」と思ったけど同じでした。ユニクロはいつ行っても同じ。「バラエティ欠けてる感」は否めないわな。着てると他人とカブる率も高いわけよ。
いわゆる、「ユニかぶり」ね。近所のコンビニにいた人とTシャツがカブってるぐらいでも一瞬微妙だけど、クラシックのコンサートを聴きに行ったら隣の人とカブってたら…その日1日微妙でしょ。こういうことがユニクロだと頻繁するわけ(ま、さすがにコンサートには着ないからありえない、と思うけど)。
もち、ユニクロの品質には信頼があります。まちがいないもん。
「この価格でこの素材と縫製! さすがユニクロ!」
これって海外系ファストファッションにはありえません。Zaraは少し価格が高いものはしっかりしてますが、H&Mは糸がほどけたり生地がよれてたりはご愛嬌。
そもそもZaraやH&Mでは流行りモノを買う、つう目的が大きいわけでね。ワンシーズン着れば捨てちゃうの。だから、品質とかそもそも問題じゃないんだよ。
ユニクロはヒートテックやウルトラライトダウン、サラファインといった機能性重視の商品展開。そこが欧米系ファストファッションと大きく異なる点。ユニクロはえらい! 愛用者が幅広い。幼児からジジババまでカバーしちゃう。いまや「国民服」。
けどね。これがユニクロの最大の弱点なのよ。
思い込みかはたまた現実なのか、ユニクロ商品すべてに「そこはかとなく漂う生活臭」はなんといっていいものやら・・・。ユニクロでいつも気にくわないのは色展開。これ、致命傷っす。プラス高度な機能性商品のおかげであまりにも生活感が染みついちゃって、「非日常感」はゼロ。これが「ユニクロ飽き」を起こしちゃう原因なんだろうなあ。
ZaraやH&Mは非日常を感じさせる商品にたくさん出逢います。
「この値段でこんな冒険ができるんなら買っちゃお!」
ついつい衝動買い。いつもなら買わないものまで買っちゃう。で、H&Mの試着室には「いま買って後で決めよう! 30日以内なら返品交換できます!」と衝動買いをそそのかすコピーがそこかしこに貼ってるしね。
ベーシックなアイテムが多いユニクロ。流行にとらわれないベーシックってなんだかんだで長く愛用できます。
そこでひと言。流行りモノは安いので十分。けど定番モノは高くたって良いものを持ちたいのよ。ダウンならモンクレ、ニットならジョンスメドレー。トレンチならバーバリー。こういう定番モノを大切に長く愛用するほうがいろんな意味でお得なのよ。
でね、センスのある人ほどこういう価値観なんです。こういう価値観とユニクロはアンビパレントなんだなあ。これって、実はビジネスではとっても大きなポイントなんだけど、たぶんユニクロご勤務の方でも気づいてないんじゃないかな。
ま、国民服がいちばん儲かるんだからええけどさ。
で、銀座三越でランチ。。。
いつものおでん屋さんもいいけどね。
キムチ味のもやしとか豆腐、肉団子。なかなかいけまっせ。
空中庭園です。左に和光の時計が見えるんだけどね。
みのる食堂は自然食。隣はみのりカフェ。みのりみのるプロジェクトは地産地消です。
暑くて暑くて虎屋でバタンキュー。名物のかき氷っす。。。
ホント、どこ行っても中国人ばっか。この人たちの爆買いがなければ銀座の消費も落ち込むんじゃね? うるさいのもがまんせなあかんなあ。
実は、戦前の日本人だってShanghaiのペニンシュラホテルで爆買いしてたのよ。景気がいい国民が買う。経済はそうやって回るわけでね。歴史を知らんと目の前のことに振り回されるだけでんな。
中国人御用達のスーツケース屋さん。
銀座の街中、スーツケースで闊歩してたり、デパの中、ランニング姿で腹突きだして歩いてたら、それは中国からのお客様です。さすがに欧米の観光客もあれは日本人ではない、とわかってるようです。
ま、中国人といっても、福建人もいれば広東人、北京人もいるし、上海、天津、香港人もいるわけでね。わたし? 見たらわかります。
ついでにひと言。中国共産党政府が人権派100人を拘束した、と報道されてますけど、しかたない。あの国は共産党がぎゅうぎゅう締め付けないと空中分解します。中国人のパーソナリティは自分勝手。公衆道徳なんぞ有史以来ありません。そんなもの気にしてたら生き抜けないお国柄なの。
いわゆる「人権派」を裏でそそのかしてるのはだれか。。。たぶん習近平にただいま刺されてる連中だろうね。
さて、今日のメルマガでご紹介する本は「日本に恐ろしい 大きな戦争が迫り来る」(副島隆彦著・講談社・1728円)です。