2002年12月02日数ではなく質の時代

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少なくとも同志だけで生きていけ


 もう対抗馬は小沢さんしかいないでしょ?

 鳩山さんはもう死に体でしょうね。

 民主党の党首にして、スポンサーですけど、若手は勝手なことばかり言うし、党内の上層部を見れば、市民運動上がりや、役に立ってるのか、立ってないのかわからない労働組合上がりの連中にひっかきまわされ、「むちゃくちゃやでぇ、これは」という気持ちでいっぱいでしょうね。

 「政治は力、政治は数」

 こんな「常識」に縛られて、烏合の衆を集めてしまった。

 それぞれ思惑はバラバラでも、「反自民」という一点で集まっていたわけでしょ。たしかに数を集めることは大事ですが、「もう終わった党」の古参連中を入れたのは大失敗でしたね。旧社会党、旧民社党の政治家に、いま、だれが期待しますかね。

 小沢さんのように、「いざ」というとき、きっちり機能する人間だけを集めておけばいいんです。どんなに少なくなっても、アクセルを踏めば前に進む。ブレーキを踏めば、ちゃんと止まる。軽自動車でも、チョロQ電動カーでも、動きますよ。

 でも、アクセル踏んだら、いきなりバックに走り出したり、ブレーキ踏んだつもりが飛び出したりするようでは、これは百害あって一利無しです。


全取っ替えしたら?

 もう数を追う必要はありません。質でいいんです。

 圧倒的多数の大政党がすべてを決められる時代ではありません。無党派という勢力がいちばん強いんですからね。小泉さんが総理になれる時代なんですからね。

 ご破算で願いましては、鳩山さんもいったんチャラにしてしまえばいいんです。どうせ、与党は守旧派がのさばる限り、自縄自縛でダメになります。

 小泉さんも野党が弱すぎて困ってますよ。小沢自由党に野党を再編してもらいたい、と本気で考えているんじゃないですかね。そうすれば、いざとなれば、自民党守旧派、抵抗勢力を切って捨てることだって、できるんですからね。

 トランプのポーカーに「全取っ替え」ってのがあるでしょ。

 どうせ、小泉内閣は旧社会党的なるもの、典型的な自民党的なるものには与しないでしょうから、この全取っ替えのタイミングに乗れるようにスタンバってたらいかがでしょうか。

 ナンバーワンなど望まず、天下の副将軍じゃダメですかね。