2002年10月21日北朝鮮とイラク

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北朝鮮攻撃のほうが早い?


 「北朝鮮が核開発してた!」とニュースになってましたが、「やってない」と思ってた人なんているのかね。

 拉致にしたって、「ない、ない」「陰謀だ」と言い張ってたのが、「実はやってました。でも、首謀者はすでに処分しました」と突然、方向転換。

 この国はイラク以上の確信犯ですよ。

 アメリカは二正面作戦はしない国だ、と言われてます。だから、いま、イラク問題だけで精一杯。北朝鮮はいまがチャンス。さっさと日本と国交を結び、アメリカとの架け橋になってもらえれば、御の字とでも思ってるんでしょうな。

 でも、そうは問屋が卸さないでしょう。

 イラクよりも北朝鮮問題に先に取り組むんじゃないでしょうかね。そういうオプションもあるでしょ。

 なぜならば、北朝鮮のほうが手っ取り早いからです。

 すでにペルシャ湾、紅海の近くに、アメリカは空母を出しているようですが、北朝鮮に振り向けることだって、できますもんね。

 あとは日本と韓国の態度如何では無いでしょうか。


日本人の覚悟次第

 いま、景気がどん底ですが、そこは二千五百兆円を超える国内総資産、五百兆円を超える対外純資産で、金融危機から防衛危機までの懸案事項を一気に処理する覚悟があるかどうか。

 腹さえ決めて、アメリカと協力すれば、北朝鮮は完全に追い込まれます。

 金融危機はソフトランディングはほぼ絶望的になりました。でも、防衛危機はいまやらないと、手負いの虎を相手に一悶着しなければならなくなりますよ。

 いまほど、日本人が一致団結して北朝鮮に怒りを向けている時代はないでしょう。

 「いざとなったら、戦争も」という雰囲気も否定できません。これは怖いですね。「いざ」となったら、日本人は政治家、国民ともに憲法などさっさと捨て去る風土がある。こう世界が認識してしまいますね。

 でも、こうなると、アメリカがいちばん怖がるだろうなぁ。