2016年01月05日お正月のテレビ番組は「散歩」と「路線バス」ばっか。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 来ました来ました。ベスト10ランクイン続々。
 






 見渡せばいつの間にか「散歩」と「路線バス」の番組ばっかし。お正月にかぎりません。年柄年中やってます。

 2009年10月にブログで書いてるのよね。散歩番組花盛りつう話。

 『モヤモヤさまぁ〜ず2』(テレ東系)、昔なら『ちい散歩』いま『じゅん散歩』。『さんぽサンデー』(以上、テレ朝系)。
 『有吉くんの正直さんぽ』(フジ系)。『ぶらり途中下車の旅』(日テレ系)、『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)。
 そういえば『国分太一のおさんぽジャパン』(テレ朝)なんてのもあったし、『走る男』だって散歩の早回しのようなもんでしょ。最近だと『マツコ・デラックスの夜の巷を徘徊する』(テレ朝系)なんてのまで出てきちゃった。

 で、真打ち登場。『ブラタモリ』(NHK)かな。でも、これって『タモリ倶楽部』(テレ朝)でもぶら散してたのを「ちょいとフィールドワーク色」をつけただけのこと。でも、ほかの散歩物とちがってシナリオばっちり。きっちり作り込まれてます。アドリブ命の『鶴瓶・・・』と対極ですな。

 考えてみりゃ『ぶらり途中下車』(日テレ系)もそうだよね。ちょいと電車を使うけど主役は徒歩だし、何度も乗ったり降りたりを繰り返してますし、取材力で成立してます。これは『モヤさま』も同じ。

 あっという間に消えた『このへん!!トラベラー』(テレ東系)も良かったのよ。狙いはね。けど、ケンコバと次長課長の3人にスポ当てすぎ。人が主役じゃないの。街が主役。そういう意味では地井さんの後釜になった加山雄三さんの失敗も同じ要因です。

 で、路線バスですけど、もち、大ヒットは『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレ東系)を嚆矢とします。ルイルイもしょぼくれオヤジもこれで蘇ったわけでね。これがなければ新曲発売も日めくり発売もなかっただろうね。


とうとう映画化されました。来月封切りだって。。。

 視聴率のためなら何でもやる業界ですけど、大手キー局が少ない予算でがんばってる弱小テレビ局の企画をパクるなよ。フードファイター番組もそうでしたけど。

 『路線バスで寄り道の旅』(テレ朝系)は徳光さんをメインにしてるけど、賞味期限切れ。引退すべき。いっつもバスで寝たきりオヤジ。ならば、蛭子さんを主役にしちゃえばいいのよ。さすがにテレビ局でもそこまでは恥ずかしくてやんないか。。。

 『ぶらぶらサタデー・タカトシ&温水が行く小さな旅』(フジ系)は好きだなあ。
 美味しいものがたくさん出るからねえ。『ローカル路線』は出たとこ勝負だからちゃちゃっと食べられるものしか出てこない。

 若手俳優が辺境を旅する『のんびりゆったり路線バスの旅』(NHK)もいいよなあ。やっぱNHK。ふるさとの歌祭り的な雰囲気がありますよ。

 すべてのルーツは『遠くへ行きたい』(日テレ系)だろね。外国人観光客も見てると思うよ。この手の番組だけ集めて外国に配信すればいい。最強のインパウンド効果があると思うんだけど。

 いま、時代はディスカバー・ジャパンなのよ。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」(篠田桃江著・幻冬舎・1,080円)です。