2001年07月23日いよいよ参院選です

カテゴリー価値ある情報」

外務官僚の懲りない面々


 外務省職員の汚職がまたまたバレましたね。

 もう隠せないって。これだけの情報社会になると、隠したくてもバレバレです。頭隠して尻隠さず。チクリはあるし、正義の味方はどこの世界にもいます。

 内部告発を甘く見てはいけません。

 それにしても、1人でバカを見たのは河野洋平前外務大臣ですね。この人、官僚に騙され続けたザル頭(失礼)だってことが国民にバレてしまいましたね。

 「教科書問題、ミサイル問題、北朝鮮問題など、いままで先輩が築いてきた諸外国との友好関係を損なわないで欲しい」と久しぶりにコメントしてたけど、アンタたちが築いてきたのは早い話が「迎合外交」「八方美人外交」でしょ? 

 外交っていうのは、敵を作らないことがいちばんだけど、じゃ、いまの日本に味方はいるんですかね。

 「これだけODAをばら蒔いてるんだから、そりぁあたくさんいるよ」

 わたしもそう思います。でも、金の切れ目が縁の切れ目にならなけりゃいいんですがね。

 いまいいチャンスだから、ODA止めたらいいんですよ。各国がどんな対応を取るか、じっと見ているといい(なかには、「これがないと国民が飢え死にしてしまいます」という悲惨な国もあるかもしれませんが)。

 でも、外務省って、ここで働く人たちはほとんどみなさん、こういう体質なんだろうね。

 先日、名刺交換したら、その人、どうも外務省の人らしいんですよ。

 「どーも。・・・フーン、いいですね。給料丸っぽ残るでしょ? いいなぁ。いいなぁ。お中元のシーズンでしょ。もうかなり来てますか? いいなあ、いいなぁ」と言ったら、思いっきり嫌な顔してました。皮肉じゃなくて、ホントに素直な気持ちでそう言ったんですけどね。

 「分けてあげようか?」の一言を待ってたんですよ。貰うことは懸命だけど、自分では出さないんですね。こういう人種は。

 そういえば、思い出したけど、大学時代、わがクラスから外務公務員上級試験に4人もパスしたんですよ。そのうちの1人など、このわたしが英語の試験でカンニングさせてやったヤツなんですね(わたし、英語だけは全国どこの試験受けてもいつも一桁でしたから)。最近、外務省のニュースを聞くたびに、「アイツは大丈夫かな」と思ってしまうんですね。




国民不在は当たり前

 株価が相変わらず下げ止まりません。

 あがるわけがないんです。だって、構造改革するんでしょ?

 構造改革ってのは、こんな500円程度の下落ではすまないはずですよ。

 だって、痛みがあるんでしょ?

 もっとシビアに下がりますよ。わたしは「9月1万円」と踏んでます。外れるといいですがね。自民党が勝った瞬間、一時的にあがるけれども、その後は、一本調子で下がり続けていくと思います。

 なぜならば、構造改革するからです。構造改革ってのは、いままでもたれ掛かっていた企業(つまり、ダメな企業)や組織に独り立ちさせることです。もたれ掛かってきた筆頭は金融機関でしょ。

 持ち合い株の放出。不動産の放出。そこで外資、禿げたかファンドの買収・・・。

 「第二次GHQ」の統治がはじまるんですよ、これから。

 ブッシュさんはスポンサーである石油会社の味方ですから、京都議定書など批准しません。抽象的な環境よりも、顔と名前の一致する具体的な友人を大切にするのは当たり前です。批准するなら、スポンサーが「うん、それならいい」と納得できるだけの交換条件がなければ動けないんです。

 政治っていうのは、いつも国民不在、人間不在。強くて大きな声の人たちの味方なんです。

 だからこそ、有権者は今度の参院選では大きな声でアピールしなければならないんです。