2005年10月03日第一印象ってホントに大事!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 この1週間、全国を飛び回っておりました。原稿の締めもあるし、プログもスタートしなくちゃいけないしってんで、パソコン持参して旅に出たわけです。
 今回はおもに取材旅行。そのうち、ちょっと変わった「住宅本」が出版されると思います。とにかく、今までの住宅という概念を変えてしまう画期的な内容です。全国津々浦々、行って参りました。
 皆さん、いい人ばかり。アポの3時間も前に着いた私にきちんと対応して頂くなど、感謝感激でした。
 さて、人との出会いって3段階あると、私、思ってるんです。
 フレンチでも和食でもそうだけど、コース料理には「シナリオ」があるでしょ。お客を感動させるための盛り上げ方っていうのかなぁ。食前酒からはじまってスープ、サラダ、メインディッシュ、デザートというようにね。
 これを出会いのシーンに当てはめると、出会う前にワクワクする人、会ってる最中にジーンと来る人、出会いの後に余韻を残す人。いろいろですねぇ。
 たとえば、出会う前にワクワクというケースではこんなことがありました。大阪の中之島センタービルの白磁会歯科(理事長は檜山隆一さん)を訪れたらビックリ。入口にドーンと大きな張り紙がしてあるんだもの。
 こんなの、ドアに貼り付けてるんですから。患者さんも見てるんだよね。
 
 「あれ、オレって熱烈歓迎されてるんだぁ」
 なんか、この歯科医院の患者さんというか、人に対する温かさみたいなものを感じてしまいましたよ。
 考えてみれば、些細な張り紙です。作ろうと思えば簡単にできるもの。でも、たいていの人はこんなことしません。「人をもてなそう」という意識がそこにないからね。ホスピタリティってのは、「あの人の笑顔が見たい」っていう思いやりなんだよね。
 グルメの院長先生、何度も電話頂いて、「お昼に名物を食べましょう」って。私、基本的に昼は食べないのよ。けど、そこまで誘ってくれるんだから、これはご厚意を受けとらないとね。
 これがさ、なんと北新地のソバ屋さん「とき」の巻き寿司。ソバ屋の寿司なんて初体験!

これ、食べさせたかったんだろうね。スタッフ皆さんとご一緒に頂きました。あまりの旨さにほっぺたが落ちました。
 いやはや、勉強になりました。人と出会うって、たくさん勉強できるね。