2010年05月10日今回は特別ゲストによる講義です!

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 来週の火曜日は原理原則研究会です(4月はありませんでした)。
 今月は特別ゲスト講師をお招きします。

 青木宏之先生です。テーマは「幸福を呼び込む『大宇宙の法則』」です。

 

 新体道というボディアートの創始者として世界的に知られてますが、わたしは、徹底的に優しくて、徹底的に強くて、徹底的に凛々しい、「哲人」だと思います。

 日本をはじめ英仏でも弟子がたくさんいます。道場に行くと、道着を着た井深大さんや稲盛和夫さん、帯津良一さん等が稽古している姿をかいま見たことがありましたね。
 世界平和功労大騎士勲章(ナイト)を国際学士院(本部ロスアンジェルス)から授与された稀有な日本人です。

 武道家ですが、元々は演劇青年であり画家です。演劇をするために身体を鍛えようと空手を始め、中央大学で主将になり、世界チャンピオンにもなってしまった。
 世界放浪の際、あの落合信彦の兄さんが全米で空手道場をチェーン展開してるんですけど、バイトで師範代を務めながら南北アメリカ大陸を縦断したそうです。

 20年ほど前、ペルー、ブラジル、ボリビアをご一緒したことがありますが、ブラジルにも知人友人が多いんで驚きました。

 青木先生が世間的に脚光を浴びたのは、1984年に開催された日仏協力国際シンポジウム「科学・技術と精神世界」(於:筑波大学)のイベントでしょうね。激しい動きをする武道家の脳波を測定する世界初の実験「秘技・遠当て」を演舞し、「氣ブーム」の先駆けとなったことでしょう。

 94年から「天真奨学会」を設立し、フィリピン、チベット等の貧困家庭の子供たちに奨学金支援を開始されたり、中国雲南省各地の少数民族貧困地区に小学校建設をされたり、国境を超えたボランティア活動を展開されてきました。

 ここ数年、精力を注いでいるのは書道でしょうね。02年、スペインで開催された「日本現代美術と書展」に出品した作品は特別賞を授与されましたし、04年、中国山西省国立太原美術館および西峡美術館に収蔵されています。

 独自に開発された瞑想法はものすごいパワーを秘めていると私は思います。
 以前、ある高名な霊能者と同席したとき、その方が青木先生のそばに寄ろうとしても跳ね飛ばされてしまい、とうとう近寄ることができなかったことがあります。
 その方、「あなたのような霊力の持ち主がどうしてこんなところにおる! 迷える民を救え!」と力説されてました。たしかに精神世界の真のリーダーであり、日本最高の霊能者ではないか・・・と私は思います(青木先生は迷惑がるでしょうが)。

 ところで、瞑想のことを「メディテーション」と英語では言いますが、ヒンズー語、サンスクリット語では「ジェーン」「ジャーナ」と表現します。これが中国を経由して日本に入ってきた時、「ゼン=禅」となったんです。禅とは瞑想することなんですね。

 天台宗と真言宗にしても、天台宗はもともと止観宗=考えることをやめる宗なんですね。一方、真言宗は真言=マントラを唱える宗です。
 どちらもそうすることで雑念を取り払って瞑想するんでしょうが、まっ、実際はなかなかできませんよ。雑念はあって当たり前。邪魔にすることもない。雑念を取り去ろうと意識する必要はさらさらないんです。
 力みを取り心身を解放するとリラックスします。すると、無=心が空っぽ=空になります。この状態になればすでに瞑想しているんです。

 今回は瞑想法も含め、大宇宙からのメッセージを聴く方法を習得する体験学習をします。お楽しみに。


 さて今回「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『図書館の神様』(瀬尾まいこ著・マガジンハウス)です。
 主人公は清(きよ)という高校講師。ま、たまたま先生になった「でもしか先生」なんだけど。高校時代のあの事件が起きるまでは、その名の通り、清く正しい生き方をずっとしてきた。いまは不倫してるんだけど。そんな彼女を「図書館の神様?」が救うってわけ? 続きはこちらからどうぞ。