2016年07月21日これはウケるでしょうな。。。面白ビジネス発見!

カテゴリー濡れ手で粟!中島孝志のビジネス研究会」

 昨日、友人から紹介された経営者。実に面白いビジネス。価格は下がることはあっても上がらない。で、どんどん付加価値をつけちゃう。あとからあとから。
 これはウケまっせ〜(早い話が儲かる!)つうビジネスを考えてるわけ。いや、すでに全国展開中なんすよね。

 これ、近々、「ビジ研」で紹介します。

 えっ、どんなビジネスか? 早く教えろって? ま、詳細は来月になってから東京でビジ研やりますから。ま、「生損保」に革命が起こる、と思います。だから、大手生損保の幹部がごっそり転職してきてますよ。

 もったいぶってるようですけど、これはウケると思うな。一部だけ紹介しますとね。。。

 たとえば損保の部分。もし事故が起きたらどうします? たいていの損保では「対人」「対物」そして「搭乗者」という3点に対する損害保険でしょ? 対物の中でも、自分で自分の車を傷つけちゃった、その自損事故の部分はいらない、つう選択をする人は少なくないよね。高いからね。私はすべて掛けてますよ。自損事故の場合もね。

 けど、これらの損保で一つ忘れられてる対象があるでしょ?

 そう「自分自身」・・・被害者としての対人はわかりますけど、加害者としての自分に対する保険ですよ。

 えっ? 加害者に保険が必要なのか? 必要でしょうが、とっても必要だと思いますよ。たとえば、相手に怪我させちゃった。命を奪うことになった。そういうケースだってあるわけでしょ。

 このとき、相手に「誠意」を見せなきゃならんけど、その場合の一時金てポケットマネーでしょ。会社負担でなければ個人払いでしょ、多くはね。
 怪我なら相手が負担するかもしれません。そして、あなたの損保会社が費用を払うでしょうが。
 では、死亡事故の場合はどう? 相手方は葬式をしなきゃならんでしょ、まずね。その費用はだれが払うの? 相手方でしょ? しかも即ですよ。

 で、この損保は事故が判明(警察に連絡すれば確認できますよね)した翌営業日に250万円、加害者の個人口座に振り込んでくれます。そして、事故の調査が終わった段階でもう250万円をまたまた振り込んでくれるわけ。これなら「誠意」を見せられますよね。
 加害者の生活費もあるでしょうしね。計500万円の保険てわけ。

 毎日、車を使って仕事してる人には朗報だと思うな。事故一発で仕事なくなりかねない世界ですもんね。

 じゃ、掛け金はいくらなの? その他にもいろんな損保がついてます。先進医療もついてますよ。

 医療関係を少しお知らせしておきましょう。これ、私もぜんぜん気づきませんでした。

 こちらは生保の部分です。あのね、病気になって入院することになった場合、たいていの生保はどうなってるかご存じですか?

 実名出してもいいんだけどね。

 A社は通算1095日、一入院60日、再入院免責180日。
 B社は通算700日、一入院120日、再入院免責180日。
 通販保険で有名なC社は通算1095日、一入院1095日、再入院免責0日。

 皆さんご存じないのが「免責」という部分です。これ、約款をきちんとチェックする人がいないからスルーされちゃってるんです。で、そのときになって慌てふためくわけ。

 たとえば、ある病気で入院したとしましょう。あっという間に60日くらい過ぎますよ。で、その後は通院に切り替える。その後、再入院することがあります。

 で、免責にぶち当たるわけ。60日、120日を使ったら、再入院するには180日間が過ぎてからでないとできないんです。もち、この間、保険料は取られてますよ。早い話が、すぐに再入院しなくちゃならんのに、保険料を払っていても「実費は全額自己負担」しなくちゃならんわけ。

 これのどこが「保険」なのよ。「まさかのとき」になんの役にも立たない保険なんて保険じゃないよね。



 で、ここのサービスはどうなってるか? 通販保険で有名なC社を超えて「通算1100日、一入院1100日、そして再入院免責0日」「転院OK」「一つの疾患について1100日(疾患が変わればもう1100日となります)」としました。しかも掛け金がC社よりはるかに安い。

 信じられない? いや、私も同感。けど、保険てのは確率のビジネスですからね。こんなにサービスしても成立するわけ。
 じゃ、大手生損保はどうしてこんなに高いのよ? はいはい、私も毎月かなり払ってますよ。N社とS社とT社にね。

 でも、こういう大手生損保が高いのは理由があんのよ。サービスが優れているから高くなる・・・のではありません。ひとえに人件費。これが高い。早い話が、内勤のサラリーマンたちが高給だからっすよね。

 ま、TPPが成立するかどうか微妙ですけど、もし批准されて成立したら、日本の大手生損保はかなり厳しくなると思いますよ。だから、彼らは海外にすでにマーケットを移してますね。国内でもさらにさらに合併、リストラは避けられないと思うな。でないと、負けちゃうもん。

 逆に、こういうサービスで海外展開したらこれはおっきなチャンス到来。一挙にマーケットを奪えますよ。保険大国ニッポン以上に保険大国がありますからね。台湾、シンガポール・・・みな日本軍が解放したところばかりっす。

 ビジ研では、こういうサービスを買いましょう、というのではなく、逆です。「拡販する側に回りませんか?」つう話。ここで紹介したサービスなんてほんの一部ですからね。掛け金もアホみたいに安いっす。

 いままで何やってたのか、生損保なんてどこも同じ、と考えてた自分がいかにアホだったか反省するコトしきりっす。 

 セカンドオピニオンでもいいわけ。そのくらいのコストだもん。もち、切り替えてもいい。それだけのメニューですからね。でも、買う側ではなくて、「新規ビジネス」として広報、宣伝、販売する側に回りましょうや。
 もし、このサービスについてご存じならばいいですが、もし「知らない」「初耳」ならば、周囲の人も初耳のはず。私が驚いたのと同じように驚いてしまうかもしれません。日本人は生損保好きですからね。けど、比較すれば一目瞭然。生損保なんて破綻しなければどこでもいいわけよ。乗り換えは多いと思うな。

 チャーミングなビジネスです。女性が多いです。「一枚かんどこか」と濡れ手で粟を考える私でした。ま、近々、ビジ研やりますから勉強してちょ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「コーヒーが冷めないうちに」(川口俊和著・サンマーク出版・1404円)です。