聴く!通勤快読
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中島孝志の聴く!通勤快読 7つの特徴
- たんなる書評ではありません。日本を代表する政治経済のインテリジェンス人脈をベースに、テレビや新聞・雑誌では知り得ない「価値ある情報」を提供します。
- ビジネス書や政治経済本だけでなく、小説やノンフィクション、歴史書、エッセーもカバーします。話題のベストセラー7割、ロングセラー2割、いち押しのユニークな本1割とお考えください。
- 月〜金の平日深夜0時に更新します。月間25冊・年間300冊。1冊当たり約40円です。
- アナウンサーではなく、中島孝志の肉声による臨場感たっぷりの語りです。
- 仕事のヒントだけでなく、なによりも「感動&元気」をお届けします。
- 音声だけでなくテキスト付きですから、多忙なときは斜め読みできます。ケータイでもOK!
- ゲストを交えたオフ会を開催します。(『村西とおるの閻魔帳』著者・村西とおるさん−10年6月開催済)
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2025年5月12日(月)
「間抜けの構造 前編」 ビートたけし著 748円 新潮社
見渡せば世の中、間抜けな奴ばかり。どいつもこいつも、間が悪いったらありゃしない。〝間″というものは厄介で、その正体は見えにくいし、コントロールするのも難しい。けれど、それを制した奴だけが、それぞれの世界で成功することができるんだよ――。芸人、映画監督として、これまでずっと〝間″について考え格闘してきたビートたけしさんが、貴重な芸談に破天荒な人生論を交えて語る、この世で一番大事な〝間″の話。
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2025年5月9日(金)
「鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折 完結編」 春日太一著 2,750円 文藝春秋
続きです。
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2025年5月8日(木)
「鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折 後編」 春日太一著 2,750円 文藝春秋
続きです。
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2025年5月7日(水)
「鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折 前編」 春日太一著 2,750円 文藝春秋
”全身脚本家”驚愕の真実!
『羅生門』『七人の侍』『私は貝になりたい』『白い巨塔』『日本のいちばん長い日』『日本沈没』『砂の器』『八甲田山』『八つ墓村』『幻の湖』・・・歴史的傑作、怪作のシナリオを生み出した、日本を代表する脚本家・橋本忍の決定版評伝。
著者が生前に行った十数時間にわたるインタビューと関係者への取材、創作ノートをはじめ遺族から託された膨大な資料をもとに、その破天荒な映画人の「真実」に迫る。全480ページ。第55回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
目次
序 鬼の詩
一 山の章
二 藪の章~『羅生門』
三 明の章~『生きる』『七人の侍』
四 離の章~『蜘蛛巣城』『夜の鼓』『女殺し油地獄』『風林火山』
五 裁の章~『真昼の暗黒』『私は貝になりたい』
六 冴の章~『切腹』『仇討』『侍』『日本のいちばん長い日』『上意討ち』『首』
七 血の章~『張込み』『ゼロの焦点』『人斬り』『黒い画集 あるサラリーマンの証言』『砂の器』
《特別インタビュー》山田洋次の語る、師・橋本忍との日々
八 計の章~『人間革命』
九 雪の章~『八甲田山』
十 犬の章~『八つ墓村』『幻の湖』
十一 鬼の章~『愛の陽炎』『旅路 村でいちばんの首吊りの木』『鉄砲とキリスト』『天武の夢』
橋本忍 脚本映画一覧
橋本忍さんの略歴をお話してもアクビが出るだけですからスルーします。テキストではご紹介してますのでお読みいただければと思います。
1918(大正7)年4月18日、兵庫県神崎郡鶴居村(現・市川町鶴居)に生まれる。
1938年に徴兵されるが肺結核にかかり、軍隊を免除され療養生活に入る。療養中にシナリオに興味を持ち、その後、伊丹万作の唯一の弟子になる。伊丹死去後、芥川龍之介の短編小説『藪の中』を脚色したシナリオ『雌雄』が黒澤明の目にとまり、改稿し『羅生門』として脚本家デビュー。
以後、黒澤組のシナリオ集団の一人として、小國英雄とともに『生きる』『七人の侍』、さらに菊島隆三も加わり『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『悪い奴ほどよく眠る』などの脚本で共同執筆を行ない、脚本家としての地歩を固める。
その共同作業については、自身の名著『複眼の映像~私と黒澤明』(文芸春秋刊)に詳しい。この本については18年前に取り上げています。
黒澤の人物設定の深さに仰天し、「山手線方式」で開眼。電車に乗る乗客を徹底的に観察するというもの。それら経験を脚本に生かし、その後、『真昼の暗黒』『張込み』『ゼロの焦点』『切腹』『霧の旗』『上意討ち』『白い巨塔』『日本のいちばん長い日』『日本沈没』などの話題作を連発。日本を代表する脚本家として名声を高める。
サスペンスを得意とするとともに、緻密で論理的、確固とした構成力で、高い評価を得る。
1958年、TVドラマ『私は貝になりたい』の脚本を手がけ大反響を巻き起こし、翌年自ら映画化し、監督デビュー。
1973年、野村芳太郎、森谷司郎、大山勝美らとともに「橋本プロダクション」を設立。1974年に第1作として『砂の器』を製作、大ヒットするとともに、その年の映画賞を総なめにする。
1977年には、森谷司郎監督、高倉健主演で『八甲田山』を製作、新記録を打ち立てる大ヒットとなったわずか3カ月後に松竹公開『八つ墓村』も驚異の大ヒット。まさに空前絶後の大ヒットメーカーぶり。
1982年、脚本・製作・監督した東宝創立50周年記念映画『幻の湖』が、わずか1週間で興行打ち切り。続く2本の脚本作品も大不振。「暴走」ぶりは謎を残す。以後、体調不良で引退状態が続くが、2008年に『私は貝になりたい』を自らリメイク。
2000年には、故郷の兵庫県市川町に「橋本忍記念館」がオープン。2018年4月18日に生誕100年を迎えたが、その4カ月後の7月19日、肺炎のため死去。
手掛けたシナリオ数は映画作品だけでも72本、その他テレビ、舞台など多数残した。小説も手掛け、『悪の紋章』(1963年)、『独裁者のラブレター』(1969年)などがある。 -
2025年5月2日(金)
「ヒット映画の裏に職人あり! 」 春日太一著 1,100円 小学館
「映像制作を支えるスゴ腕裏方の技術と情熱。近年に大ヒットした映画やテレビドラマには、実は重要な役割を果たしているディテールがある。裏方として映像制作を支えるスタッフたちは、いかにしてそれを創り上げ、ヒットに導いたのか。VFX、音響、殺陣、特殊メイクなどを担う“職人”12人の技術と情熱を知れば、映像鑑賞がもっと面白くなる!」とのこと。
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2025年5月1日(木)
「アニメが地方を救う! ? 聖地巡礼の経済効果を考える 後編」 酒井亨著 913円 ワニブックス
続きです。
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2025年4月30日(水)
「アニメが地方を救う! ? 聖地巡礼の経済効果を考える 前編」 酒井亨著 913円 ワニブックス
アニメの舞台となることで、集客効果が出て、地域経済が活性化する。近年注目されるアニメの聖地巡礼が地方にどんな経済効果をもたらしているのか。3万部のヒットとなった『中韓以外みーんな親日 クールジャパンが世界を席巻中!』の著者が数多くの実例を検証しながら、その可能性を探る・・・とのこと。
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2025年4月28日(月)
「テレビプロデューサーひそひそ日記 スポンサーは神さまで、視聴者は☓☓☓です 後編」 北慎二著 1,470円 フォレスト出版
続きです。
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2025年4月25日(金)
「テレビプロデューサーひそひそ日記 スポンサーは神さまで、視聴者は☓☓☓です 前編」 北慎二著 1,470円 フォレスト出版
日記シリーズ最新刊です。
「テレビの裏でうごめく仕事」
テレビ局員が映しだす、業界の栄枯盛衰――枕営業ってありますか?
今、テレビ業界の闇、そしてテレビプロデューサーの裏の顔が世間の注目を集めている。
私は20余年にわたりテレビ局に勤務してきた。どこからどこまでが「表の顔」で、どこからどこまでが「裏の顔」なのかももはや判然としない。
テレビ局とはどんなところで、テレビプロデューサーの仕事とはいったいどんなものなのか?
――本書にあるのは私が実際に目撃し、また体験したことである。 -
2025年4月24日(木)
「三度目の日本 幕末、敗戦、平成を越えて 後編」 堺屋太一著 880円 祥伝社
続きです。