2010年03月25日「櫻よ」 佐野藤右衛門著 集英社 600円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 敷島の やまとごころを 人とはば 朝日に におふ 山桜花

 本居宣長の歌ですな。花といえば、「桜」に決まってます。それが日本&日本人ですな。

 で、この本は「桜守」−−第16代佐野藤右衛門さんの語り下ろしなんですよ。
 聞き手は聞き書きの第一人者、小田豊二さん。私、この人の本、大好きですなあ。聞き書きの達人ちゅうか引き出しの名人ちゅうか。いい仕事してまっせ、ほんまに。

 桜守? そんな仕事あんの? あるんですね。

 桜。いま、花見のシーズンですよね。花見には作法もあるし、ノウハウもあるんです。それに、花見すんのにまずは桜のことを知らんといけませんな。

 桜。何種類あるか知ってます? 染井吉野、有名ですね。けど、これ、まがい物だったって知ってました?

 さて、これから桜に関する蘊蓄をすべて披露します。もちろん、チェックしておくポイントだけですけどね。でも、知ってると知らないとでは、日本人としての深みというより、ビジネスパースンとしての切れ味もダンチやで・・・というほど、ええ話しまっせ。
 
 桜の種類、実は300種くらいあるんです。けど、いちいち覚える必要ありません。
 3つだけ覚えておけばよろしい。それはね・・・続きはこちらからどうぞ。。絶対に損はさせませんよ。勉強しておくなはれ。