2011年01月05日政党のねじれを解消せよ!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 ま、当たり前でしょうな。総理主催の公邸新年会がわずか50人。小沢私邸のそれが120人。話になりません。
 年末から年始にかけての小沢叩きはますますヒートアップ。いまや辞職勧告まで言い出す始末。

 なぜ? 早い話が、小沢さんを叩くことしかメディアがプラスイメージを報道してくれないから。だからメディアの喜ぶように演じようとするわけ。
 ビジョンのない政治家のすることは相変わらずセコイ。こんな小さな男に未来を託したくはない。選挙になったら現職総理が真っ先に落選すんじゃないか?

 野党に対しては「財政再建=税制改革=消費増税」という反対できない大義名分で協力すべしと訴えているけれども、支持率凋落内閣の提案に乗ったら損、と野党も足並みを揃える始末。

 アメリカは小沢さん以外ならだれでもOK。けど、有権者は民主党のアホさ加減に呆れてますから、次の代表に下馬評があがる岡田、前原あたりでもボロ負けでしょう。

 自民党も復活のチャンスなんですが、いざ解散となっても、候補者が揃っていない。比較優位で返り咲くチャンスなのにこれではね。

 菅さんとしては解散総選挙=総理退陣のことですからやりたくない。でも統一地方選挙でボロ負けすればもつわけがない。ならば、地方選挙の前に解散してしまうこと。これっきゃない。けど、支持率はどんどん悪化する。
 いたずらに時間ばかりが過ぎていく・・・どの国も政治家受難の時代? いえいえ、こんなバカどもに舵取りを任せた国民受難の時代。

「政治家はいくらバカにしてもいい。だが政治はバカにしてはいけない」とは安岡正篤先生の言葉。政治家をバカにできる国民は健全だと思う。もうそろそろ総理もかわるでしょう。いまの日本は衆参のねじれ現象ではなく、政党自身がねじれている。もう1度大波乱してこのねじれを修正する必要がある。

 さて今回「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『原稿零枚日記』(小川洋子著・集英社)です。続きはこちらからどうぞ。