2011年12月09日「都市と日本人」 上田篤著 岩波書店 777円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 ご存じ上田先生の名著です。

映画「火天の城」を明日ブログで紹介しましょう。



それと合わせて読んでいただけると、日本のまか不思議な建築のあれこれ、都市計画のあれこれ、いやいや、上田先生に言わせれば、都市計画なんぞ、為政者が勝手な思惑でやり始めたら死んでしまう。

「パリがあんなにきれいな街並みになったのは、徴税役人が直接税金を取り立てるためとバリケードをつくらせないため。その2つの理由しかない。民衆が街がきれいになったほうがいいなんて思っちゃいない」

 古代、情報生産の担い手は神だった。神のいるところに多くの人間が集まり、情報が交換され、そのおかげで生産が向上し、富の蓄積もおこなわれたわけです・・・(続きは会員のみ視聴できます)。詳細はこちらからどうぞ。