2014年04月02日オーストラリアというお国柄。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
う〜ん。鯨ねえ。昔はよく食べましたなあ。。。給食にも登場しましたからね。私らの頃は。つまり、安もんだったわけ。
それが「捕鯨はあかんよ」とか、調査捕鯨はミンク鯨しかあかんとかで、供給が激減。で、値段が跳ね上がっちゃった。いまじゃ一流寿司屋のカウンターの中で大トロやアワビを従える勢いでやんす。
「おまえ、えらい出世したのお」
「トレンドに乗った・・・ちゅうやつですわ。とてもとても大トロの兄貴にはかないませんよ」
「わかっとったらええんや。アワビやウニのオジキにも失礼のないようにやらなあかんど」
「わかっとりま」
「こら、さえずり! 牛の糞にも段々があるんで。わしとおまえがゴスンか!」
『仁義なき戦い』の世界でございます。
さて、鯨肉ですけど。。。オーストラリアつうのは先住民族アボリジニの殲滅、迫害で知られたお国柄だけに、よりによって、こんな野蛮な連中に日本のデリケートな食文化をどおのこおの言われたかねえよ、つう人は少なくないと思います。
「んなこというなら、オージービーフの不買運動しましょうよ」
「オーストラリアには旅行行かないという手もありだよ」
いろんな覚醒法があると思いますよ。交渉ごとってのはこういうことでしょ。
けどね、国際法を遵守するのがいまの日本には大切。こと、ここにいたっては、鯨で突っ張るメリットはありませんな。調査捕鯨なんて付け焼き刃の大義名分を持ち出しといて、その調査もしっかりやっとらんかった。アリバイをつくるにはしっかりやらんと。政治家も役所も関係者も「食文化」なら食文化でアピールするようにせんとあかんな。
食文化つうのは根底には生き方、生き様、風土、歴史、宗教等のからはぐくまれた価値観があるわけですね。
「オーストラリアなんて最近できた歴史のない国の、しかもイギリスで食い詰めたり犯罪で遠島を申しつけられた連中のなれの果てにやいのやいのいわれたかないね」と激しくお怒りの方は私の知人にもいますよ。
けどね、ここはやはり、今までさぼっていた「ロビー活動」を反省すべきでしょうね。「能なし外交官」に注文するのはそもそも難しいかもしれませんけどね。あまりにも怠惰だと思いますよ。このご時世に、いまだに「鹿鳴館外交」レベルですからね。
本来すべきことはインテリジェンスの分野ですよ。協力者や応援団を仕掛けるために効果的な情報操作活動を、さりげなく、したたかに、鮮やかに、展開せなあきまへんな。
鯨は氷山の一角。まだまだやられまっせ。
戦前は、レーニンを向こうに回して大活躍した明石元二郎大将とか小野寺信少将といった第一級のインテリジェンスたちがいたじゃないですか。。。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『日本の敵 グローバリズムの正体』(渡部昇一・馬渕睦夫著・飛鳥新社)です。詳細はこちらからどうぞ。
それが「捕鯨はあかんよ」とか、調査捕鯨はミンク鯨しかあかんとかで、供給が激減。で、値段が跳ね上がっちゃった。いまじゃ一流寿司屋のカウンターの中で大トロやアワビを従える勢いでやんす。
「おまえ、えらい出世したのお」
「トレンドに乗った・・・ちゅうやつですわ。とてもとても大トロの兄貴にはかないませんよ」
「わかっとったらええんや。アワビやウニのオジキにも失礼のないようにやらなあかんど」
「わかっとりま」
「こら、さえずり! 牛の糞にも段々があるんで。わしとおまえがゴスンか!」
『仁義なき戦い』の世界でございます。
さて、鯨肉ですけど。。。オーストラリアつうのは先住民族アボリジニの殲滅、迫害で知られたお国柄だけに、よりによって、こんな野蛮な連中に日本のデリケートな食文化をどおのこおの言われたかねえよ、つう人は少なくないと思います。
「んなこというなら、オージービーフの不買運動しましょうよ」
「オーストラリアには旅行行かないという手もありだよ」
いろんな覚醒法があると思いますよ。交渉ごとってのはこういうことでしょ。
けどね、国際法を遵守するのがいまの日本には大切。こと、ここにいたっては、鯨で突っ張るメリットはありませんな。調査捕鯨なんて付け焼き刃の大義名分を持ち出しといて、その調査もしっかりやっとらんかった。アリバイをつくるにはしっかりやらんと。政治家も役所も関係者も「食文化」なら食文化でアピールするようにせんとあかんな。
食文化つうのは根底には生き方、生き様、風土、歴史、宗教等のからはぐくまれた価値観があるわけですね。
「オーストラリアなんて最近できた歴史のない国の、しかもイギリスで食い詰めたり犯罪で遠島を申しつけられた連中のなれの果てにやいのやいのいわれたかないね」と激しくお怒りの方は私の知人にもいますよ。
けどね、ここはやはり、今までさぼっていた「ロビー活動」を反省すべきでしょうね。「能なし外交官」に注文するのはそもそも難しいかもしれませんけどね。あまりにも怠惰だと思いますよ。このご時世に、いまだに「鹿鳴館外交」レベルですからね。
本来すべきことはインテリジェンスの分野ですよ。協力者や応援団を仕掛けるために効果的な情報操作活動を、さりげなく、したたかに、鮮やかに、展開せなあきまへんな。
鯨は氷山の一角。まだまだやられまっせ。
戦前は、レーニンを向こうに回して大活躍した明石元二郎大将とか小野寺信少将といった第一級のインテリジェンスたちがいたじゃないですか。。。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『日本の敵 グローバリズムの正体』(渡部昇一・馬渕睦夫著・飛鳥新社)です。詳細はこちらからどうぞ。