2014年04月09日電子書籍が絶好調です。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 今週はロシア特集にしてるんですが、好評ですなあ。メールでお褒めの言葉がたくさん寄せられております。あのね「通勤快読」のことなんす。

 著者の知らないこと、触れてないこと、書いてないことも含めて、解説してますからね。毎日1冊しか紹介できないけど、中身は10冊分は凝縮してると思うよ。試しに紹介した本を読んでみてください。どれだけ「余計なこと」を書いているかわかりますから。

 再来週はもう一度、中国&朝鮮特集にしようと思います。ただし最近は中国と朝鮮への攻撃、非難本が多いよねえ。その内容も現代的であり、また表層的ですな。もういいわな。飽きました。

 で、2500年ほどの時間と空間の中から中国というか中華、そして韓半島、中央アジアまで、広く深くとらえなおしたいと思います。

 中国ってのは緯度と経度で区切られたスペースにすぎないのよね。中身はころころ変わります。そのときの「中国」なわけ。重要なのは中華なのよ。しかし、この中華。いかにいい加減な思想か明らかにしましょう。

 たとえば中華というとき、世界の中心地で、文化&文明の発信基地だと自他ともに錯覚してますね。
 たとえば中国というとき、漢民族が中心だとこれまた誤解してますね。

 いまのいままで中国が文化&文明の発信なんてしてませんよ。あそこは徹底的に受信基地なの。う〜ん、いちばんイメージしやすいのは「デパート」かな。テナントをたくさん入れてね。で、トータルの名称は三越でござい、伊勢丹でござい。

 でも、中身は? テナントの寄せ集め。

 大阪の伊勢丹&三越が失敗するわけよ。あんなもの、プチ銀座だもん。見たことあるテナントばっかり。心斎橋にだって博多にだって神戸にだってあるわいな。大阪らしさがな〜んもない。

 つまんねえ店ばっかし。

 どうせなら、天神橋筋商店街&通天閣商店街とめっちゃディーブで猥雑としたコッテコテの店を揃えたらええねん。

 さて、中国つうか中華でっけど、文化&文明を発信してきたのは周辺のあまたの民族でんがな。中国たって、民族が入れ替わり立ち替わりですもんね。

 いまの共産中国は1949年設立でしょ。その前は中華民国。蒋介石ですね。そして満洲でしょ。満洲人は女真族ですよ。その前は清。清もそうですな。
 清はもともと「後金」といったんよ。けど金(前金)は漢民族を虐めに虐めてたから評判が悪い。で、国名を換えた。でも、漢民族には弁髪を強要しましたからね。

 日本の武士は月代。清は弁髪。朝鮮は清に面従腹背。朝鮮つう名前をつけてくれた名付け親の明が滅んでも気兼ねして総髪でしたもんね。朝鮮は清が大嫌い。優秀なのはみな北にいましたけど、女真族がキリスト教を弾圧したから、クリスチャンは南に逃げた。いま韓国の25%がクリスチャンなのはそういうこと。李明博さんもクリスチャンだもんね。

 そういう民族の歴史を見ていると、いまの中国や朝鮮、そして旧ソ連の中央アジアからコーカサスの動きも読めてきます。ま、お楽しみに。


 さて、電子書籍が相変わらず好調です。すべてアマゾンKindleでベスト100にランクインしています。電子書籍って、紙本とはぜんぜん違う売れ方しますねん。

 ランキング入りを狙ってインチキしてる著者もいるみたいですけど、私のは完全に実販です。んなことしてもアホやないかい。

 電子書籍にしたほうがいい企画、紙のほうがいい企画、どちらもやるべき企画と、内容によって違うんよ。そこらへん気づいてない著者とか編集者が多いから、いまのとこ、この分野ではぶっちぎりのプロデュースをしてると思うね。

 紙でベストセラー出したって実販につながらない会社は多いと思うよ。当たり前です。マーケットもターゲットも間違ってまんねん。

 そこらへん、版元や編集者を相手にしてもあきませんよ。考えりゃわかるでしょ? 編集とマーケティングになんの関係がありまんねん。出版社に相談すること自体アホな証拠。本作りと売上拡大はなんの関係もありまへん。

 商売をトータルで考えなあきまへんな。

 で、下記はアマゾンKindleのベスト100ランキングインした本です。電子書籍のベストセラーって1日何冊売れると思います? たぶんあなたの想像を超えてまっせ。しかも、その影響力はダイレクトでおます。
 ここが紙と違うのよ。本のあちこちにURL仕掛けておけば、みなアクセスしてくれまっしゃろ。ここやねん。ぼんくら編集者がこんなことに気づきますか?

 さて、中島孝志のアマゾンKindleベストセラーでおます。

 













 また紙では次の本が来月、文庫でも発売されます。親本はいまのとこ7万部突破。好調なんで並行して売るみたい。



 つうわけで、よろしくお願いいたします。

 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『プーチン最後の聖戦』(北野幸伯著・集英社インターナショナル)です。詳細はこちらからどうぞ。