2001年05月14日真紀子外務大臣の突っ張り

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もっと暴れなさい


 相撲がはじまりました。

 いや、大相撲はなくて、外務省内の大相撲のことですよ。そう、田中真紀子大臣と官僚との「一番」のことです。

 国民は真紀子さん派、政府内・新聞・テレビはどっちつかず、自民党内は官僚派のように見受けられます。

 森さんも真紀子さんをテレビ番組の中でたしなめたりしてますが、これもすべて、彼女の不徳の致すところですね。仕方ありません。

 だって、あれだけみんなの悪口言ってるんだもの、こういうときは味方にはなってくれません。それになんと言っても、「打たれ強そう」(ホントはどうか知りませんが)だから、よけい一人で仁王立ちするしかありませんね。

 でも、いまは正念場。堪えるところだと思いますよ。国民はやっぱり圧倒的に真紀子さん派ですから、ドンと構えていればいいんです。

 真紀子大臣は、いわば、背任、横領、詐欺が横行していたボロ会社に乗り込んできた再建社長ですよ。こんなロイヤリテイのない組織に喝を入れるために乗り込んできたわけですから、人事の問題もドンと内閣が腹くくってやらせればいいんです。

 「内閣に波風立てたくないので、会期中だけは自重ください」では、国民は納得しないと思うよ。

 それができない内閣に構造改革ができるのかね。



日本一ひ弱な人間たち

 しかし、外務官僚というのはどうしてこうも心身ともに弱い連中ばかりなんだろね。何かといえば、「病院行き」でしょ。

 機密費問題のときでも、何人もの高級官僚が「過労で入院」だったでしょう。

 都合が悪くなるとすぐに病院に駆け込むってのは、どこかで見たことあるね。これ、汚職政治家のビジネスモデル(専売特許)だと思ってたんだけど、こんなところでも広く活用されてるわけなんですね。

 そう言えば、わたしにも経験がありました。高校時代、宿題忘れるたびに、「ちょっと腹の具合が・・・」といっては保健室に逃げ込んでたものね。それで保健の若くてきれいな先生にコーヒー入れてもらったりしてたものね。みんな変わらないな。

 道理で日本の外交が弱いはずですよ。こんな連中がやってたんですからね。

 いままでどうして諸外国から舐められてるのかわからなかったんですが、これでようやく理解できました。

 外交はタフネゴシエイターでなければ、できない仕事です。交渉というのはそういうものですよ。たんなる外国語使いができるものではありませんし、やらせてはいけないんです。