2017年12月20日「2018年 本格的なバブルが始まる!」その1
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
毎年恒例の「来年はこうなる!」ですが、「中島孝志の銘柄研究会」にてチラッと触れてみました。ま、きちんとした講義は来年1月の原原でするとして、「まさか!」「ホントに?」つう評判でしたので、あえてブログでもお話しておきたいと思います。
嫌らしい言い方ですけど、ホントのことなんで書いておきますが、今日と明日のブログ内容は実は有料サイトと会員制有料情報誌に連載しとるコンテンツがベースなんすよ。つまり、無料公開する内容ではないわけ。「原原メンバー」「ぴよこちゃんメンバー」だけにお話してる内容なのね。
危ない話がわんさか。価値があるかどうかはわからんけど。ま、いいかなと思って公開してみましょう。
2018年はひと言で言えば、「戦争の年」です。
戦争たって2種類あります。米朝衝突つう「フェイクの戦争」とサウジ・イスラエル・イラン三つ巴の衝突つう「ガチンコの戦争」です。
金正恩もトランプもバカではありません。徹底的に計算づくで動いています。とくに金正恩のほうから最終手段に訴えることはありません。だって、戦争にエスカレートした瞬間、親子2代(金日成は核武装を「最期」まで反対してたもん)にわたる悲願は水泡に帰してしまうから。
あくまでも米朝戦争はトランプの都合で始まるわけです。
一方、中東の衝突はガチンコです。大統領当選後、外遊先としてトランプが最初に選んだのはサウジ。そしてイスラエルにバチカン。つまり、世界3大聖地を行脚したわけ。女婿であり大統領上級顧問クシュナーをサウジに派遣してサルマン皇太子と交渉させました。
2018年はサウジ・アラムコのIPO。建国以来、英米の金融機関がサウジを指導(利用)してきましたけど、リーマンショックでサウジの財政はヘロヘロになってます。
まる2年前の2016年。新年早々から日本株が暴落しましたよね。原油安だーとか中国市場暴落が原因だーとか噂されたけど、なんのことはない、資金難のサウジが泣く泣く日本国債と日本株を売却してたのよ。
原油安で生産調整なんぞしたら経済破綻するのがオチ。今ごろ、「原油に依存しない国造り!」なんて言ってるんですからね。大ばか者ですよ。
国の経営は原油頼み。資産運用は英米の金融機関頼み。そして防衛はエジプト傭兵と米軍頼み。人の褌で相撲をとってる国なのよ。
王家という血筋でいえばヨルダンには敵わず。たまたま英国の言うことを何でも聞く連中だから「王家」に取り立てられただけでね。その点はリビアのカダフィと一緒。運命も一緒。
万世一系のわが天皇家とはてんで違うわけ。
ま、英米のハゲタカ金融機関にとことん吸い尽くされ、最後の最後にサウジ・アラムコまで乗っ取られて、「砂漠の民」に逆戻りしますよ。
せっかくサウジと仲直りしたトランプがここに来て、「イスラエルの首都はエルサレムだかんね」「テルアビブから大使館移転すんだかんね」と公式発表。トランプさん、「公約」をただ果たしてるだけですからね。
けど、いままで安全保障上の問題から歴代大統領は先送りにしてきました。
わざわざ、このタイミングでやるわけ? はい、計算尽くですから。
束になってもイスラエルの軍事力には敵いません。核兵器だって持ってんだから。だれが供与したの? アメリカじゃないよ。
この入植ぶりは中国なんて問題じゃないね。有史以来、迫害されてきたユダヤ人。「神に約束された土地」と暗殺されたラビンはPLOとの約束を反故。次のネタニヤフ大統領はさらに強硬。で、トランプとクシュナーはこの人と親密なのよ。
「アラブの盟主」なんて自画自賛してますけど、サルマン皇太子はパレスチナを見捨てますよ。「いままで通り支援してほしいならエルサレムじゃなくヨルダン川沿いで建国しなよ。なんならヨルダンと合併したら?」なーんてね。
アラブを敵に回してでもアメリカ=イスラエルと組む狙いは「利権独裁政権」を確立したいからでしょ。
2018年。もう1つのキーワードは「大減税」です。大減税ってなに? 「これからがんがん株価を上げていきますよ」つう宣言です。
議会とメディアの反トランプ・キャンペーンでエンストしてた「トランポノミクス(インフラ投資と大減税で10年間で少なくとも7兆ドル)」がここに来てようやく発進! 反トランプの連中も財界から政治資金を恵んでもらえなくなるから賛成するっきゃない。で、ぎりぎりで大減税が通りました。
アメリカだけでなく日本も大減税。たって、法人税だけ。しょぼいね。850万円超のサラリーマンは増税すんだかんね。「連合」はなにしとるんやろ。賃上げは労働組合より安倍さんのほうが一所懸命。これから組合費は自民党に振り込んだらどやねん?
さて、法人税大減税となりますと、「浮いたカネ=利益剰余金」はどないなりまんねん? 設備投資する? 賃上げする?
しないでしょ。だっていままでもしてこなかったんですから。じゃ、どうする? 内部留保(現金預金+利益剰余金)は株と不動産にまわります。法人税大減税で「浮いたマネー」はすべてここに流れます。
浮いたカネ? そう、バブルマネーっす。いままでは政府と中央銀行が人為的につくってきた「ミニバブル」でしたけど、2018年からは大減税に踊らされた企業がつくる「本格的なバブル復活」なのよ。
言ったでしょ。2018年はダウ3万ドル、日経平均株価3万円だって。2019年はそれぞれ4万ドルに4万円。「遅れてきたトランプ相場!」はこれから始まるんです。投資家としては笑いが止まりまへんで。それだけに暴落待ってたんすよ。日銀・GPIF・郵貯マネー・・・なりふり構わぬPKOですな。上値も重いけど下値も重いっす。
ダウも日本株もがんがん上昇? 好事魔多し。「罠」があるんで要注意。えっ罠? それってなーに? 詳しくは明日お話しまひょ。
信じるか信じないかはあなた次第です。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「世界最古にして、最先端 和の国・日本の民主主義 「日本再発見」講座 後編」(馬渕睦夫著・1,296円・ベストセラーズ)です。
嫌らしい言い方ですけど、ホントのことなんで書いておきますが、今日と明日のブログ内容は実は有料サイトと会員制有料情報誌に連載しとるコンテンツがベースなんすよ。つまり、無料公開する内容ではないわけ。「原原メンバー」「ぴよこちゃんメンバー」だけにお話してる内容なのね。
危ない話がわんさか。価値があるかどうかはわからんけど。ま、いいかなと思って公開してみましょう。
2018年はひと言で言えば、「戦争の年」です。
戦争たって2種類あります。米朝衝突つう「フェイクの戦争」とサウジ・イスラエル・イラン三つ巴の衝突つう「ガチンコの戦争」です。
金正恩もトランプもバカではありません。徹底的に計算づくで動いています。とくに金正恩のほうから最終手段に訴えることはありません。だって、戦争にエスカレートした瞬間、親子2代(金日成は核武装を「最期」まで反対してたもん)にわたる悲願は水泡に帰してしまうから。
あくまでも米朝戦争はトランプの都合で始まるわけです。
一方、中東の衝突はガチンコです。大統領当選後、外遊先としてトランプが最初に選んだのはサウジ。そしてイスラエルにバチカン。つまり、世界3大聖地を行脚したわけ。女婿であり大統領上級顧問クシュナーをサウジに派遣してサルマン皇太子と交渉させました。
2018年はサウジ・アラムコのIPO。建国以来、英米の金融機関がサウジを指導(利用)してきましたけど、リーマンショックでサウジの財政はヘロヘロになってます。
まる2年前の2016年。新年早々から日本株が暴落しましたよね。原油安だーとか中国市場暴落が原因だーとか噂されたけど、なんのことはない、資金難のサウジが泣く泣く日本国債と日本株を売却してたのよ。
原油安で生産調整なんぞしたら経済破綻するのがオチ。今ごろ、「原油に依存しない国造り!」なんて言ってるんですからね。大ばか者ですよ。
国の経営は原油頼み。資産運用は英米の金融機関頼み。そして防衛はエジプト傭兵と米軍頼み。人の褌で相撲をとってる国なのよ。
王家という血筋でいえばヨルダンには敵わず。たまたま英国の言うことを何でも聞く連中だから「王家」に取り立てられただけでね。その点はリビアのカダフィと一緒。運命も一緒。
万世一系のわが天皇家とはてんで違うわけ。
ま、英米のハゲタカ金融機関にとことん吸い尽くされ、最後の最後にサウジ・アラムコまで乗っ取られて、「砂漠の民」に逆戻りしますよ。
せっかくサウジと仲直りしたトランプがここに来て、「イスラエルの首都はエルサレムだかんね」「テルアビブから大使館移転すんだかんね」と公式発表。トランプさん、「公約」をただ果たしてるだけですからね。
けど、いままで安全保障上の問題から歴代大統領は先送りにしてきました。
わざわざ、このタイミングでやるわけ? はい、計算尽くですから。
束になってもイスラエルの軍事力には敵いません。核兵器だって持ってんだから。だれが供与したの? アメリカじゃないよ。
この入植ぶりは中国なんて問題じゃないね。有史以来、迫害されてきたユダヤ人。「神に約束された土地」と暗殺されたラビンはPLOとの約束を反故。次のネタニヤフ大統領はさらに強硬。で、トランプとクシュナーはこの人と親密なのよ。
「アラブの盟主」なんて自画自賛してますけど、サルマン皇太子はパレスチナを見捨てますよ。「いままで通り支援してほしいならエルサレムじゃなくヨルダン川沿いで建国しなよ。なんならヨルダンと合併したら?」なーんてね。
アラブを敵に回してでもアメリカ=イスラエルと組む狙いは「利権独裁政権」を確立したいからでしょ。
2018年。もう1つのキーワードは「大減税」です。大減税ってなに? 「これからがんがん株価を上げていきますよ」つう宣言です。
議会とメディアの反トランプ・キャンペーンでエンストしてた「トランポノミクス(インフラ投資と大減税で10年間で少なくとも7兆ドル)」がここに来てようやく発進! 反トランプの連中も財界から政治資金を恵んでもらえなくなるから賛成するっきゃない。で、ぎりぎりで大減税が通りました。
アメリカだけでなく日本も大減税。たって、法人税だけ。しょぼいね。850万円超のサラリーマンは増税すんだかんね。「連合」はなにしとるんやろ。賃上げは労働組合より安倍さんのほうが一所懸命。これから組合費は自民党に振り込んだらどやねん?
さて、法人税大減税となりますと、「浮いたカネ=利益剰余金」はどないなりまんねん? 設備投資する? 賃上げする?
しないでしょ。だっていままでもしてこなかったんですから。じゃ、どうする? 内部留保(現金預金+利益剰余金)は株と不動産にまわります。法人税大減税で「浮いたマネー」はすべてここに流れます。
浮いたカネ? そう、バブルマネーっす。いままでは政府と中央銀行が人為的につくってきた「ミニバブル」でしたけど、2018年からは大減税に踊らされた企業がつくる「本格的なバブル復活」なのよ。
言ったでしょ。2018年はダウ3万ドル、日経平均株価3万円だって。2019年はそれぞれ4万ドルに4万円。「遅れてきたトランプ相場!」はこれから始まるんです。投資家としては笑いが止まりまへんで。それだけに暴落待ってたんすよ。日銀・GPIF・郵貯マネー・・・なりふり構わぬPKOですな。上値も重いけど下値も重いっす。
ダウも日本株もがんがん上昇? 好事魔多し。「罠」があるんで要注意。えっ罠? それってなーに? 詳しくは明日お話しまひょ。
信じるか信じないかはあなた次第です。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「世界最古にして、最先端 和の国・日本の民主主義 「日本再発見」講座 後編」(馬渕睦夫著・1,296円・ベストセラーズ)です。